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元記事http://www.janjanblog.com/archives/80103
亀井静香衆議院議員は3日夜、衛星放送の番組に出演し、大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が掲げる政策に疑問を呈すとともに、政策を吟味せずこれにすり寄る自民党総裁選の候補者を批判した。
司会者が「民主党代表選の候補者も自民党総裁選の候補者も橋本市長に脅えている」と向けたのに対し、亀井氏は「彼らが本気で日本をどうしたいという気がないから」と両断した。
橋下氏らが発表した「維新八策」について「誰が見たっておかしい。消費税の問題も地方税化と言ったって、東京・大阪はいいかもしれないが、地方は税収が何十分の一になる」と疑問を投げ掛けた。
国会議員の削減についても「衆議院の定数を半分にすると言うが、直接民主主義の日本で総理まで選び、政策まで決めていくのを本当に大丈夫かと誰も考えていない。日本の衆議院議員は世界で2番目に少ない」と提起した。
「大阪都構想」を後押しする大都市地域特別区設置法が先月下旬、成立したことに触れ、「うちもやりますとどこも手を挙げていない現実がある」と述べ、「都は陛下のおられる所。東京都と同じく都と名乗れない」と指摘した。
その上で、「天皇制にも関係することに自民党の『保守』と名乗る人たちは一言も異を唱えず連携と言っている。総裁になって日本を立て直す気がない と言われても仕方がない」と批判。「今、政策がどうでもよくなっている。国民から見たらどういう政治をやってくれるか示さなければ、投票しようがない」と 重ねた。
自身が模索する「石原新党」について、「(石原都知事は)この間からおれに会わない。尖閣で手一杯だから待ってくれ、待ってくれと言ってる」と滞っている状況を示唆。「尖閣も大事だが、それだけに構っているわけにはいかない」と焦燥感も見せた。
「大阪維新の会」に集まる人たちとの連携については、「排除するわけじゃないが、このままではやれないような簡単なポピュリズムに迎合してまとまるつもりはない」と否定した。
高橋清隆記者のプロフィール
反ジャーナリスト
著書:『亀井静香 最後の戦いだ。』(K&Kプレス)http://www.amazon.co.jp/dp/4906674445?tag=lvdrfree-22&camp=23&creative=231&linkCode=st1&creativeASIN=4906674445&adid=1Q17XXGS4WKG6TXD7AYC&ref-refURL=http%3A%2F%2Fblog.livedoor.jp%2Fdonnjinngannbohnn%2F
『亀井静香が吠える--痛快言行録--』(K&Kプレス)
『偽装報道を見抜け!―世論を誘導するマスメディアの本質』(ナビ出版)
ホームページ:
「高橋清隆の文書館」
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