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居直り居座る史上最低の首相 自死すべき問責首相の無恥厚顔
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2012/9/3 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
このままこの国は一体どこまで落ちて行くのか
戦後、日本の歴代首相の中で誰が最低か。この問いの答えはハッキリしている。政治評論家の森田実氏は「間違いなく野田首相ですよ」と言い切った。
戦後史をひもとくと、とんでもない首相が何人も出てくる。元芸者との醜聞で辞めた宇野元首相は在任たった2カ月強。少数与党に泣いた羽田元首相は2カ月弱で退陣表明した。お腹が痛くなってブン投げた安倍元首相、サメの脳みそといわれた森元首相……と、どうにもならない総理を挙げていけばきりがないが、それでも野田よりは数段マシだ。
「彼らは自らの限界を悟り、辞める良心を持ち合わせていたからですよ。野田首相にはそれすらない。だから、最低最悪なんです」(森田実氏)
言うまでもないが、一国の首相は国民の生命と安全を預かっている。国政が混乱、停滞し、その累が国民生活に及ぶようなことになれば、首を差し出し、辞任する。当たり前というか、これが首相たるものの最低限の礼節だ。
ところが、前代未聞の破廉恥首相は辞めないどころか、就任1年の感想を聞かれると、「これからも初心を忘れず、山を一つ一つ乗り越えていくべく努力していきたい」なんて言ったのである。「まさか」と思っていたら、今月21日の民主党の代表選にも出る気で、7日にも正式表明するという。これは悪夢というか、本当にぶったまげてしまう。
野田の神経にも呆れるし、それを無批判で垂れ流す大メディアもメチャクチャだ。
◆もうジ・エンドなのに解散は来年か
断っておくが、野田は参院で自民党ら野党から問責決議を食らった男だ。
延長した通常国会は“開店休業中”だし、たとえ、野田が代表選で再選されても、秋の臨時国会は動かない。自民党が審議を拒否するからだ。となれば、この先、赤字国債を発行する法案一本、通らない。社会保障改革なんて、夢物語。国会ではナ〜ンにも決められなくなるのである。
だったら、辞めるか、解散するか。誰が考えたって二つに一つだ。ところが、野田はどちらもやらない。安住財務相は「予算の執行が後ろ倒しになることを検討」などと言い出している。世紀の恥知らず政権は居直り、居座り、ナ〜ンにもしないまま、批判の矛先が自民党に向かうのをひたすら待つだけ。そんな魂胆なのである。
「もともと、選挙になれば、ボロ負け必至の民主党が生き残るには、民自公の大連立しかなかった。そのための3党合意だったのに、自民党が問責決議案に乗ったことで、合意は崩れた。こうなると、野田首相は何もできないし、決められない。もうジ・エンドです。しかし、それじゃあ、辞任するのかというと、それもしない。3党合意は破棄されたのだから、近いうちの解散はなくなったとして、ひたすら選挙から逃げるのでしょう。自民党の谷垣総裁が再選されなければ、密約も反(ほ)故(ご)になる。来年まで選挙を先送りする可能性も出てきましたね」(ジャーナリスト・長谷川幸洋氏)
永田町では秋の臨時国会をすっ飛ばすんじゃないか、なんて声もある。前出の森田氏も「解散は来年まで先送り説」だ。
「国民生活に重大影響が出るのに、なぜ、野田首相は辞めないのか。一日でも長く首相をやりたいからですよ、民主党の議員も一緒です。年末まで粘れば、議員数に応じて配分される政党助成金もごっそり出る。そのためには予算の執行が滞り、国民生活にどんな影響が出ようが平気の平左。それが野田民主党の正体です」
もはや、首相どころか、政治家の資格もなし。人間失格というしかない。そんなデタラメ首相に居座られたら、この国は落ちるところまで落ちてしまう。
◆オレオレ詐欺師顔負けの大ペテン首相
それでなくたって、世紀のペテン首相、野田の悪辣、悪質を挙げていけばきりがないのだ。
政権維持のために財務官僚にひれ伏し、マニフェストを無視する消費増税に血道を上げて、民主党の魂を売ったのが野田という男だ。
小沢元代表らが怒ると、離党に追い込み、恥も外聞もなく、自民党に抱きつき、増税法案を強行した。そのくせ、解散からは逃げ回っているものだから、今度は自民党に切り捨てられ、ニッチもサッチもいかなくなったくせにまだ辞めない。
野田はこれまで国民を裏切り、小沢を切り捨て、海千山千の自民党も騙(だま)した。哀れな坊ちゃん、谷垣なんて総裁選出馬断念に追い込まれる可能性もある。
古ダヌキの自民党に同情する気はないが、それにしたって野田首相の二枚舌、ウソ、ペテンはオレオレ詐欺師顔負けだ。
「増税法案は民主党のマニフェスト違反というだけでなく、社会保障と一体改革であるとうたったくせに欺いた。3党合意は雲散霧消し、増税だけが食い逃げされたのですが原発再稼働も同じですよ。暫定的な安全基準で大飯原発を動かし、それじゃあ、正式な安全基準はいつ決めるのかというと、国会空転のあおりで原子力安全委員長の人事も決まっていない。すべてが口先、その場しのぎの騙し討ち。それが野田首相のやり方なんです」(民主党関係者)
そこには政治家としての責任感はもちろん、最低限の節度や良心もない。こんな男が「これからも山を一つ一つ……」なんて言っているのだから、心底、背筋が寒くなるというものだ。
◆なぜ野田首相に辞任を求めないのか
いま、なぜ、領土問題がここまでこじれているのか。野田のレームダックが見透かされているだけでなく、こんな大ウソツキの破廉恥首相とは交渉もしたくないのだろう。だから、どの国もマトモに対話すらしようとしない。野田の親書が突き返されるわけである。
それなのに、野田は自分の無能を棚に上げて、さらにコブシを振り上げ、領土問題を煽(あお)っている。尖閣国有化の動きなんて、いい例で、本当に危なっかしいったらありゃしない。元外交官で作家の孫崎享氏は別の意味で「野田首相は最低」とこう言った。
「戦後の歴代首相の中で、野田首相は特異です。これまでの首相は世論が反対することをやるとき、まずはともあれ、世論に理解を求めたものです。野田首相はそれをすっ飛ばして、自分が決める政治に酔っている。こんな首相は初めてでしょう。今の日本は領土問題だけでなく、原発やTPP、オスプレイの配備に象徴される基地問題など多くの問題を抱えている。すべてについて、真剣な議論が必要なのに、野田政権は国民の声を無視している。これは将来に大きな禍根を残すことになりかねません」
トップがこの調子では、経済再生も絶望だ。今年3月は1万円を超えていた日経平均は9000円割れしたままだし、円は1ドル=70円台に張り付いている。そこに国会の空転で、日本国債の格下げの懸念が急浮上だ。
こんな最低首相をいつまでのさばらせておくのか。大新聞は野田の再選が決まったかのような書き方をしているが冗談じゃない。国会が動かない首相がなぜ、再選なのか。メディアの錯乱もいい加減にして欲しい。
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