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橋下氏は水面下で、小沢氏との連携工作を進める気なのか
“橋下&小沢”知られざるホントの関係…政権獲りで連携濃厚
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120903/plt1209031811006-n1.htm
2012.09.03 夕刊フジ
★鈴木哲夫の核心リポート
大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会(維新)」は9日以降、次期衆院選の公約である「維新八策」について賛否を問う公開の意見交換会を開き、維新への合流を希望する国会議員や政治家に“踏み絵”を迫る。こうしたなか、橋下氏と永田町をつなぐ地下水脈が注目されている。「国民の生活が第一」の小沢一郎代表との知られざる関係とは。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が核心に迫った。
私はかつて核心リポートで、昨年11月の大阪ダブル選挙直後に、橋下氏の最側近が語った、2つの特徴的な政治手法を紹介した。1つは「広げるだけ広げて、観測気球を打ち上げ、踏み絵を迫って絞っていく」こと。もう1つは「常に反権力側から迫っていく」ことだ。
維新の「政党化」を見据えた意見交換会も、まさにこの手法といえる。
「次期衆院選が近くなり、ハードルの高い『衆議院定数半減』『国会議員歳費、政党交付金の3割カット』などを突きつけて、ふるいにかける気だ」(同側近)
ところで、最近名前が浮上した国会議員や政治家たちが、維新に接触する際の窓口はほとんど、維新幹事長である大阪府の松井一郎知事である。松野頼久元官房副長官ら5人組をはじめ、安倍晋三元首相や菅義偉元総務相も松井ルートだ。
一方、橋下氏自身は「どの国会議員と一緒にやりたい」とか、「水面下で誰と接触している」とは、一切口にしていない。一体、橋下氏と永田町をつなぐ地下水脈はどうなっているのか。
維新ブレーンの1人は「民主党の原口一博元総務相や、元衆院議員である中田宏前横浜市長とはよく会っている。傍から見ていても気持ちが悪いくらい(笑)仲が良く、ウマが合うらしい。ただ、橋下氏の大胆かつ慎重な政治手法を見る限り、それだけとは思えない」と語る。
合流決裂が報じられた「みんなの党」の渡辺喜美代表はどうか。
「渡辺氏を敬遠しているのは松井氏周辺。橋下氏はブレーンが重なる渡辺氏とは信頼関係がある。橋下氏は維新内部に気を使って距離を置いているが、渡辺氏とはメール交換もしている。国政進出となれば連携はあり得る」(別のブレーン)
そして、意外にも小沢氏の名が挙がる。
「維新内部では『小沢氏とは組むべきではない』という意見が多いが、橋下氏は『小沢氏は権力のすごさも怖さも分かっている』と評価している。『反権力側から迫る』という政治手法を考えると、反権力側にいて権力闘争の経験が豊富な小沢氏とは十分組めるはず」(維新議員)
小沢氏サイドはどうなのか。小沢氏はお盆明けから、東北や関東での候補者擁立を進めてきたが、維新旋風が吹き荒れる関西には手を付けず、周囲にも「お前たちは一切動くな。維新は俺がやる」と制してきた。
ところが、8月30日、ついに関西ローカルのテレビ番組に出演して、「いまリーダーが必要。それを支えるのが私の役目」と、橋下氏にメッセージを送ったのだ。
橋下氏も翌日の記者会見でこう応じた。
「小沢先生は『統治機構を変えなくては』という強い思いを持っておられる。日本の政治史で、いろんなことに挑戦してきた。いろいろ(批判も)あるだろうが、突き進めようとすれば反対者も山ほど出てくる。でも、反対者のいない政治家の方が役に立たない。エールはうれしい」
2人のやり取りは、一体何なのか。前出の維新議員はいう。
「小沢氏はテレビを通じて『近々会って話をしよう』とサインを送り、橋下氏は前向きに応じた。橋下氏のレトリックを聞くと、街宣車の上に2人で立って、橋下氏が『悪役? いいじゃないですか。何かをやる本当の政治家は嫌われるんですよ』と一蹴する姿が目に浮かぶ」
私は、次期衆院選がいよいよ迫るタイミングで、橋下・小沢会談が実現すると思う。選挙協力がどこまで実を結ぶかは不透明だが、明らかに政権獲りでの連携が確認されるはずである。
■すずき・てつお 1958年生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部などを経て、現在、日本BS放送報道局長。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「汚れ役」(講談社)など。
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