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「小川氏を法相から外した野田首相の判断は間違っていたとつくづく思う:郷原信郎 氏」
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2012/9/2 晴耕雨読
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「検察崩壊 失われた正義」(毎日新聞社)いよいよ今日から全国の書店で発売。
予約段階でのAmazonベスト10入りは驚きだったが、実際に読んだ上での反応はこれから。
緊急対談に応じてくれた4人の対談者とともに、この本が本当に「検察問題の流れを変える一冊」になることを祈りたい。
学習院大学の櫻井敬子教授(行政法が専門、検察問題についても著書・論文あり)から、早々に、嬉しいコメントを戴きました。
「御本、早速読ませていただきました。息をのむような記述が随所にでてきますが、とくに大坪さんとの対談が非常に重い。歴史に残る大変な仕事をされたと思います。」
> 江川紹子氏:
郷原信郎氏の『検察崩壊』を読む。
東京地検特捜部の虚偽捜査報告書問題について、同氏と小川敏夫前法相、石川知裕議員、大坪弘道元大阪地検特捜部長、告発を行った市民団体代表の八木啓代さんが、それぞれの意見や経験を開陳し、複眼的に最高検報告書の問題点を浮き彫りにしている。
特に興味深かったのが、小川前法相の発言と郷原氏が「本来は検察が石川氏から聴取すべきであった事項を、元検事の私が、検察に成り代わって「聴取」した」という石川氏との対談。
小川氏の資料を読み込む目の鋭さと本質をつかむ判断の的確さにはうならされる。
検事、裁判官としても相当優秀だったはず。
小川氏を法相から外した野田首相の判断は間違っていたとつくづく思う。
石川氏が取り調べの状況を語っているところは、実にリアルで説得力がある。
彼は恨みを晴らそうとか怒りをぶちまけるということなく、検察官の一言に動揺して悩んだ状況なども率直に語っている。
<
> 『検察崩壊ー失われた正義』(郷原信郎、毎日新聞社、2012.8.30)郷原さんが今をときめく四人と対談。小川敏夫、石川知裕、大坪弘道、八木啓代。面白い。こんな組み合わせを、数年前に誰が予想しただろうか。指揮権発動を口にして解任された元法務大臣、石川さんも大坪さんも被告。で、歌手。
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