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財務省 消費増税で焼け太り 身を切るどころか職員追加要求!
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2012/9/1 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
消費税アップの準備のため、財務省が職員を増やしたがっている。
今月7日までに総務省へ提出する来年度の定員要求で、財務省は100人程度の増員を検討中。そのうち45人が消費増税の実務を担当する国税庁の職員だ。2014年度からの増税が決まったことにともない、中小企業などから増税分の価格転嫁の方法といった相談が増加することを想定し、人員増が必要と判断したそうだ。
財務省の言い分はこうだ。
「新たな行政需要に対応するため、職員の増員要求が行われます。国税庁の増員のほとんどは、税務調査の事前通知など『納税環境整備』の仕事が新たに増えたことが理由です。消費税増税にともなう人員増は、他の仕事の合理化でまかなう予定です」(文書課の担当者)
一瞬、言いくるめられそうな説明だが、増税による相談のために人を増やすつもりなのは間違いない。社会保障そっちのけで国民の大半が望まない増税を強行しておいて、自分たちは身を切るどころか増員を要求するとは! こんな焼け太りが許されていいのか。
元財務官僚の高橋洋一氏は、消費増税について「財務省が税率アップにこだわるのは、自分たちの権限を増やしたいから」と言っていた。権限を増やして人も増やす。やっぱり増税は、財務省のためにあるのだ。
「金融庁も同様に30〜40人の増員を要求するようです。『AIJの年金消失事件やインサイダー問題の続発で、不正をチェックする要員を増やす必要がある』という理由ですが、チェック能力や市場に対する感度の低さを棚に上げて、組織を拡大しても意味がありません」(金融ジャーナリスト)
まったく、この国の官僚はロクでもない。
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