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橋下維新の会のインチキ度 大阪都構想 法案成立したのに具体化メド立たず
http://gendai.net/articles/view/syakai/138488
2012年9月1日 日刊ゲンダイ
<「八策」も口先だけか>
「大都市地域特別区設置法」が先月29日に成立した。人口200万人以上の地域に特別区を設置できるというもので、橋下大阪市長と維新の会が最も力を入れてきた「大阪都構想」実現のための法律だ。ところが、永田町をせっついて法案成立を急がせたくせに、足元では、「都構想」具体化のメドは全く立っていない。ネックは維新の議員団の“保身”だというからフザケタ話だ。
都構想では、大阪市を8〜9の特別区に分割することになっているが、維新の会では、その「区割り案」について一切議論されていないというのだ。維新の会の関係者がこう言う。
「大阪市を『8〜9に分割』と言っていたのに、最近になって『4〜5くらいでいいんじゃないか』という話が浮上しているようなのです。8〜9なら特別区は人口30万人規模。人口260万人の大阪市に比べ、あまりに小さすぎ、市会議員は一気に“村会議員”レベルになってしまう。現在の大阪の市会議員は府会議員より権限が大きく、報酬も多い。法案成立で都構想が現実化するにつけ、市会議員はいまの身分が惜しくなってきたのでしょう」
昨年4月に市議会選挙があった際、維新の会は、「都構想により、大阪市は大阪府に組み入れられる。大阪市議会は消滅するのだから、市会議員は1期4年限り」と、条件を付けて公認を出したはず。だが、議員になってしまえば、少しでも長くとどまりたくなるものなのだ。セッセと後援会づくりに励んでいる人もいるようだ。
「1期限りなら、新人議員は後援会をつくる必要がないはずですが……」(前出の関係者)
つまり、都構想実現をできるだけ先送りしたいというのが、維新の議員のホンネなのだ。
橋下は「維新八策」で「衆院定数半減」など相変わらずエラソーな発言を繰り返しているが、都構想の「区割り」を予定通りやれるのかどうか。これで、維新の“本気度”と“インチキ度”が分かるというものだ。
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