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橋下徹氏が率いる大阪維新の会が次期衆院選をにらんだ公約「維新八策」の最終版をまとめ、昨日8月31日に発表しました。これを見ると、首相公選制、TPP(環太平洋経済連携協定)への参加、教育バウチャー(クーポン)制度の導入、国民総背番号制の実施、などが並んでいます。
こうした政策から透けて見えてくる「ハシズム哲学」は、「競争社会によって、人間の勝ち負けを決める。優秀な人間が劣る人間を統治する」というものです。アメリカやイギリスで実験済みの新自由主義がてんこ盛りです。飛んだり跳ねたり、パフォーマンスが得意の橋下氏が行きつく政治は、古来築いてきた日本の文化を破壊し、結局はアメリカ型の「勝ったものが正義」「勝てば官軍」の世界です。強いものが勝つ、ジャングルのルールです。
支え合う社会とは対極です。つながりや連帯、絆はほとんど顧みることがありません。万一、ハシズムが国政で大きな影響力を行使すると、日本は監視型の酷い社会になります。それにしても、何故こんなくだらないヤツが、寄ってたかって持てはやされるのでしょう。根幹にある新自由主義が見抜けないのでしょうか。
そういえば、日本の一周遅れの新自由主義者、小泉純一郎首相(当時)はいまでもかなりの人気を維持しているようです。息子の進次郎氏は、やはり典型的な新自由主義者ですが、将来の首相候補ととりざたされています。あの小泉・構造改革でこんな酷い格差社会に変えられたのです
が、そうした認識は少ないのですね。これは、一般の私たちがめくらましにかかったまま、本質が見えていないからだと思います。「ALWAYS 3丁目の夕日」の頃、昭和30年代、日本にはまだ支え合う社会がありました。その後、アメリカからのさまざまな経済戦争を仕掛けられ、具体的には円高攻撃、日米構造協議、年次改革要望書などの矢継ぎ早の日本変革プログラムを突きつけられて一方的に押し込まれました。
その結果、アメリカがいうグローバリズムという、その実アメリカン・ルールを押し付けられて、日本はアメリカ型の格差社会に変貌させられました。アメリカは東京の人脈に根を張りましたが、それだけではヤバいと、いままた橋下徹というツールを手に入れ、大切に育てているようです。アメリカが影響力を持つ日本の大手メディアを使って、ハシズムを支えています。
アメリカは決して自分が表に現れることはありません。常に日本人の顔をしたエージェントを使って操るのです。橋下氏のブレーンといわれる連中のなかには、すでにちゃっかり紛れ込んでいます。
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