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亡国の政情 野田民主に重大責任 解決策は即刻総選挙で民意を聞く以外なし
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2012/8/31 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
公約破りの消費増税を政敵自民と野合して強行し支持率はますます落下、選挙をすれば大惨敗必至という情勢の中で参院で問責された首相は身動きできずに政権にしがみついている
野田愚鈍首相の問責可決を受けた30日の朝刊には驚いた。谷垣自民党のバッシング一色だった。「自民は自己否定」「決める政治挫折」と書いたのは朝日新聞。毎日も「自民 自己矛盾の賛成」とやっていた。
読売は社説で「自らを貶めた自民の賛成」として「首相に、後ろから弾を撃つような行為は国益を損ねよう」と書いていたが、笑っちゃう。何を言ってるんだか。
野田が存在していることが、国益を最大限損ねているのだ。こんな男が一日長く粘れば、日本は一日早く沈没する。問責して追放するのは当然のことではないか。大マスコミは叩く相手を間違えている。いや、ワザとスリ替えて、野田の見苦しい延命に手を貸しているから異常すぎるのだ。
自民党関係者が言う。
「そもそも、野党に問責決議案を提出するように仕向けたのは、野田首相の方でしょう。消費増税法案賛成と引き換えに、谷垣総裁が確約を迫った“近いうちに解散”に対してトボケ始め、勝手に選挙制度改革法案や特例公債法案を衆院で採決した。ウチにケンカを売ってきたのは、野田首相の方なのです。3党合意を壊したのだって、あっち。解散をしたくないから、故意に国会をグチャグチャにして、国会を閉じてしまおうとした。問責に値するのは当然でしょう」
何も自民党の肩を持つつもりはないが、叩くべきは谷垣ではない。野田の方が数段、悪党なのだ。
◆ペテン首相の肩持つ大新聞
野田を許せないのは、延命のために自民党にケンカを売ったとか、そういうレベルのことだけじゃない。この男がやってきたことは何から何までペテン、詐欺、裏切りの悪政だからである。
あろうことか選挙で敵対した自民党と平気でニギり合い、マニフェスト違反の消費増税を強行して酔っている。世論がいくら「今国会で成立させる必要はない」と拒否しても、無視する。それでいて、支持率が暴落して選挙で惨敗することが分かると、解散から逃げ回る。そういう悪辣、卑劣さが許せないのだ。
評論家の塩田潮氏はこう言った。
「野田首相が個人的に増税をやろうと決めるのは勝手。しかし、どうしてもやりたいのなら、準備だけして、それを公約に掲げ、解散・総選挙をするのが筋です。選挙を経てから、同じ増税派の自民党と手を組むのなら納得もできます。そういうことを全部省いて、今国会に命をかけると勝手に突っ走った。選挙と選挙の間に増税を仕上げたい財務省のスケジュールだけに従った。これはもう、民主主義政治じゃありませんよ」
そういう民主政治の破壊者である野田を、大新聞は
かばう。デタラメ手法の野田を責めないで、自民党の3党合意破りはおかしいとトンチンカンなことを報じる。まったく、どうかしている。前出の自民党関係者は「読売はじめ大新聞は野田首相が好きで好きで仕方ない。言いなりになるし、こんな操りやすい便利な首相はいないから」と言ったが、国民は、大新聞の下僕首相なんて求めちゃいないのだ。
◆逃げ回る政権与党下で日本中がシャープになる
国会空転、政治の停滞は、野田民主党が進んで招き入れたものであって、その責任は全部、連中にある。どう落とし前をつけるつもりなのか。そこが問題だが、展望は何もない。逃げ回るだけの無責任首相は後は野となれ山となれで何の戦略もないから、イヤになってくる。
「民主党内を見ていると、絶望的な気分になります。ほとんどの議員は次の選挙で落選だから、まじめに仕事をする気がない。国政を担っているという責任感、自覚もない。どうやったら生き残れるか、いつドロ舟の民主党から脱出するか、そんなことばかり考え、投げやりになっているのです。まとまりはゼロ。政党としてまるで機能していない。これじゃあ、官僚だってまじめに働こうという気にならない、見向きもしない。中国や韓国との外交がグチャグチャになるのも当然です」(政治ジャーナリスト・山村明義氏)
成長大国がなくなり、下り坂の世界経済は一寸先が闇だ。ロンドン五輪が終わったことでEU危機の再燃は確実だし、干ばつにかこつけて原油投機が始まり、再び石油が高騰している。米国も大統領選までオバマが景気にゲタを履かせているが、その後の反動は計り知れない。デフレ不況で経済ドン底の日本は、一日も早く手を打たないと、みんなシャープになってしまう。「選挙が怖い」と政権政党が逃げ回り、国政マヒを続けているヒマなどないのだ。
◆焦点は秋の代表選でなく即刻解散だ
こうなれば、結論はひとつしかない。解散・総選挙で出直しだ。
経済評論家の広瀬嘉夫氏はこう怒った。
「昔は、国難だ、国民生活の危機だといえば、それなりに政権政党は頑張り、責任を果たしたものです。ところが今や、天下人民のことはほったらかしで、党利党略、個利個略しか考えない。堕落の極みです。政治家も政党も最低最悪になってしまった。税金ドロボーかと言いたいですよ。選挙をやっても、維新の会とかいう有象無象のシロウトが増えるだけかもしれませんが、なんにも決められない日本を前進させるには、それでも即刻解散で一から出直しをするしかありません」
これが、多くの国民の声だろう。大新聞は、「国会は事実上の休会状態に入り、政局の焦点は9月下旬の民主党代表選、自民党総裁選に移った」とか「野田再選、広がる支持」「安倍氏 再登板に意欲」と報じているが、ふざけてもらっちゃ困るのだ。何が秋の代表選だ、安倍だ。どこまで大新聞は読者を撹(かく)乱(らん)し、国政をネジ曲げたら気が済むのか。
こんな堕落メディアと悪党首相が手を組んでいるから、この国は落ちるところまで落ちたのだ。
亡国の政情を打破するには、その意味でも、即刻解散しかない。
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