http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/162.html
Tweet |
問責騒動 民主・自民のブザマさだけが浮き彫りに 勝ったのは小沢だ!
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6754.html
2012/8/30 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
たった1日で腐敗政治をあぶり出す
今回の問責騒ぎで、自民党も深い傷を負った。「無節操」「無責任」と大マスコミにも批判されている。そのウラで目立ったのは、やはり小沢一郎の政治力だった。民主党を問責で追い込み、返す刀で増税談合に加担した自民党をバッサリと切る。
改めて思い知ったのは、「国民の生活が第一」の姿勢を崩さない小沢の凄みだ。
〈国民の多くは今も消費税増税法に反対〉〈最近の国会運営は民・自・公3党のみで協議し、合意をすれば一気呵成に法案を成立させる。議会制民主主義が守られていない〉
問責決議の提案理由には野田の政治姿勢だけでなく、3党合意への痛烈な批判も盛り込まれていた。それもそのはず。きのうの案は、今月7日に「国民の生活が第一」など野党7会派が出した問責案と何ひとつ変わらなかった。小沢の迫力が、そこまで追い込んだのだ。
「谷垣総裁は自民が問責を出せば、7会派も同調すると見くびっていたのです。ところが、7会派側は先に出した問責案を自公両党がたなざらしにした経緯から『いまさら虫が良すぎる』と猛反発。驚くことに自民サイドは大事な問責カードを切るのに、7会派に何も根回しをしてこなかったのです」(政界関係者)
慌てた自民は、自分たちの問責案を引っ込める見返りに、問責理由から増税や3党合意批判を削るよう求めた。
この泣き言に真っ向から「ノー」を突きつけたのが小沢だ。結局、後に引けない自民は問責可決を最優先し、7会派案を丸のみ。反増税を貫く小沢に“降伏”した。谷垣は「小異にこだわっていたら、大きな目的は達成できない」とエラソーに言ったが、自らの見通しの甘さと調整力のなさを露呈しただけだ。
加えて、亡国増税で手を結びながら、党利党略だけで野田に問責をぶつける節操のなさ。増税批判に屈しても国民に悪びれた様子も見せない厚顔無恥……。小沢の手により、たった1日でこの政党の腐敗要素があぶり出された形だ。公明の棄権で、自公共闘にもヒビが入るおまけ付きである。
「小沢代表は7日の問責提出の時点から、きのうの事態を見据えていたのでしょう。いずれ谷垣総裁が追い込まれて起死回生の野田倒閣に打って出る、と。このまま、谷垣氏が不信任まで突っ走れば、成立には小沢新党の協力が不可欠。小沢氏が政局の主導権を握ります。谷垣氏の倒閣姿勢が崩れても平気です。すでに増税3党の醜悪な実態を有権者に見せつけることに成功しています。後は両にらみで、小沢氏は高みの見物でいいのです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
この調子だと、早期解散になっても、民主党ばかりか、自民党も負けるだろう。ブレない小沢の輝きだけが増してくる。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK135掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。