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昨今の風潮として、「政治家が身を切る。」話題をよく見聞きします。
「政治家がまず身を切ってこそ行政改革も真剣味が出る。」
といった事が、当たり前のように語られています。
大阪市長の橋下徹氏は、国会議員の数を480人から半分の240人にする事を大阪維新の会公約を入れると言っいます。
国の財政も大変かも知れないが、よく考えて欲しい。
国会議員とは、国民の代表です。
議会制民主主義では、主権者たる国民は、選挙で選ばれた国会議員を通して権力を行使します。
その権力は、絶大です。「国会は、国権の最高機関」と憲法にあるように、憲法下であれば何でも出来てします。
しかし、その力は大して発揮されていません。
法律を作れば、シロアリ官僚の大量に退治すること等、いとも簡単なのですが。
国会議員の数が半減することは、主権者たる国民の国政に対する力が半減することを意味します。
この事で、一番利益を得るのは誰か。官僚達です。
官僚達が唯一頭を下げなければならないのは、国会議員のみです。
第一党の議員が各省庁の大臣になりますから、形式的には、官僚は大臣には逆らえません。
しかし、国会議員の力が弱くなれば、官僚主権国家の誕生です。
特別会計の存在等を考えると、日本は既に、半分以上、官僚主権国家かもしれません。
誰が最初に、国会議員の定数削減を言い出したのか分かりませんが。
官僚の思惑を強く感じます。
その風潮に乗ってる人が多い事にも危機を感じます。
私は、その逆に国会議員を増強する事がこの国を民主的に良くしていく方法だと思っています。
何も、国会議員の歳費を増やせとは言いません。
国会議員の情報処理能力を上げます。
国会議員一人では、大して情報を処理出ません。
阿修羅かどこかで見たのですが、森ゆうこ参議院議員は、放射線には詳しく無い旨の批判的な書き込みを見ました。
それは、当たり前の事を批判しているだけで、いくら頭脳明晰な人でも、検察のことから放射線の事まで、人に語れる程に精通する人は、いないか稀有でしょう。
国会議員の増強には、強力な秘書集団が必要です。
自前で、官僚にも負けない情報量を持った秘書集団を作ります。
大学の教授や、評論家等、志が高い若者でも、共に思案する仲間が必要です。
そうすれば、官僚と対峙できます。
大臣答弁でも、官僚の恣意的なレクチャーを受けなくても自前で発言できます。
その費用は、国が負担します。国が劇的に良くなる事を考えれば、安いものです。
民主党では、財務大臣になると洗脳されるのか、人が変わったかのように消費税増税論者となります。
盤石なシンクタンクを持てば、そのような事は無くなります。
しかし、財務省の勝財務次官の退職金は、8000万円と何かで見ましたが。
官僚は、確実に身を切らねばなりません。
役所は、金儲けの場所ではありません。
資本主義ですので、お金儲けが悪い訳ではありません。お金が欲しい方は、その努力と勤勉さで事業を起こして、大いに成功して儲かって下さい。
多くの人を雇用して、沢山の税金を払えば、とても尊敬される人です。
これが王道です。
長文となってしまいました。最後まで、読んでいただき、有難うございます。
橋下氏は、あれは確信犯だな。
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