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新たな第三極の構図 (在野のアナリスト)
http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/148.html
投稿者 メジナ 日時 2012 年 8 月 30 日 12:13:52: uZtzVkuUwtrYs
 

新たな第三極の構図
 2012年08月29日 :(在野のアナリスト)


 参院で、野党7会派の提出した問責決議が可決されました。ナゼ自民が問責に賛成したか?
 これも野田−谷垣会談の合意事項だったから、という見方が正しいでしょう。自民はあくまで自公の提出した問責にこだわり、会期末まで行っても良かった。どうせ通常国会も後10日、難癖つけて委員会開催を止めることもでき、ムリする必要はない。しかし問責が可決していないと、今度は野田氏に解散する大義がなくなる。その事情を知らされていない、若しくは知っていても体裁を整えておきたかった公明は反対していますが、これも直接会談に参加していないことを逆手にとった戦術、と云えます。
会期末解散を志向するのは、何も民自公のみではありません。財務省は17、22日に人事移動を行い、体制を刷新しています。新たに政治と関係を構築するに辺り、民主も自民もトップ交代の可能性が高まった。財務省としては、最良から最悪へと、政治との関係が悪化してしまう恐れがあるのです。少なくとも会期末解散なら、橋下維新の選挙準備が間に合わず、また自民・谷垣氏は比較第一党となり、総裁で居続けてくれるのでは? 財務省のそんな思惑も、9月選挙を模索する一因です。

一昨日、ほとんどのメディアが報じていませんが、生活、社民、新党きづな、新党大地・真民主、減税日本などが
『国民連合』の設立準備をすすめるため、会合をもちました。第三極の結集をすすめる動きですが、
ここには橋下維新も、たち日も、みんなの党も入っていません。みんなの党は要請があったものの、欠席した形ですが、実はこの動きが第三極への流れを決定しそうです。
橋下維新が自民へと接近し、選挙後の構図が自公民に、橋下維新が加わる構図になりそうな気配です。自民は政権与党のためならどの政党とも組む、というスタンスであり、橋下維新がハードルを上げても、与党になれば政策の継続性、責任をもちだし、懐柔できると考えており、橋下維新が満更でもなく、また50議席程度にとどまるなら、取り込めると考えています。そのため既成政党との対立軸、として急速に浮上するのがこの『国民連合』です。反増税、脱原発などを共通公約とし、生活はTPPへの反対も表明する見込みで、まさに対立軸として既成政党+橋下維新と対決する姿勢です。

ここで問題となるのが、みんなの党です。橋下維新にふられ、党の立ち位置が狂ってしまった。改革政党として存在を示すなら、むしろ国民連合に参加した方がわかり易いのですが、小沢氏を批判してきた経緯や、橋下氏への未練があって決断できずにいる。仮に、小沢氏がこの国民連合で、既成政党との対決姿勢、対立軸を示すと、みんなの党は埋没する懸念すら出てきてしまいます。
国民連合が第三極となる肝は、行財政改革です。反増税であるため、必ずその中身が問われることでしょう。ここで有利なのは、小沢氏が自治労から離れたことで、公務員改革を大胆にすすめられるようになったこと、です。逆に民主時代にはできなかった政策も、思い切ってできる。公約が示されないため、中身は不明ですが、それ次第では大きな支持を得られます。ネットではダントツの支持をうける生活には、一定の支持層が存在するのは確実ですし、票の掘り起こしもできるでしょう。

今回の問責で、民主、自民とも党首交代を余儀なくされる形となった。それを待つのか? それとも先に総選挙という日程をすすめるのか? 私は後者と睨んでいますが、その結果次第では選挙後の構図もまた変わってくるでしょう。
さらに、これまで想定された第三極の中核が、橋下維新からズレてきた。この動きを見誤ると、日本の大事な将来像も見誤ってしまうことにもなるのでしょうね。


元記事リンク:http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/

 

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コメント
 
01. 2012年8月30日 12:22:39 : FUviF2HWlS
>公約が示されないため、中身は不明ですが、それ次第では大きな支持を得られます。

生活がどんな公約を示すのでしょうか?
中身は最後まで不明かも?

小沢一郎氏なんて、選挙マニフェストに米国に厳しいことが書いてあっても、それを米国要人に指摘されたら、「私は党のマニフェストなんて読んでいません。どうか、ご勘弁を! おゆるし下さい!!」と、しらばっくれるのですよ。


02. 2012年8月30日 12:26:39 : VbWAbFllIA
民主党が結局改革が出来なかったのは公務員労組を切れなかった事。
このため官僚・公務員を利する消費税の増税だけが通ってしまい、
行政改革は全く出来なかった。
給料の7%カットは2年間の時限措置。2年後からはまた元に戻り何の進展も無い。

新党は維新や国民生活、みんな、きずなは反公務員という点で共通している。
このまま10月解散11総選挙では自民党の圧勝。
結局元通り官僚政治、公務員優遇政治が戻って行政改革など100%無理。
ここはぐっと我慢して来年7月まで体制を強化して戦う。
総選挙は来年7月の衆参同時選挙だ。


03. 2012年8月30日 12:26:51 : EeF8fVV93g
仰る通りかと思ってます。

「国民連合」を第三極にしたくない巨大勢力が、橋下云々と囃し立てている構図です。
橋下も弱みを握られ、橋下イズムが消え去った昨今、その期待度は雪崩を打っている。


04. 2012年8月30日 12:37:10 : YxpFguEt7k
「既成政党との対立軸、として急速に浮上するのがこの『国民連合』です。反増税、脱原発などを共通公約とし、生活はTPPへの反対も表明する見込みで、まさに対立軸として既成政党+橋下維新と対決する姿勢です。」

「脱・原発」の本命は「原発ゼロ」でしょうか…
それともグリーンアクティブなのでしょうか…

阿部知子氏
「今日はいよいよ原発ゼロのクラゲマークの発表、五時から発案頂いた倉本聰さんや、くらげを描いてくれた福島の小学生と一緒に記者発表する。今や脱原発は広く国民の願いだと確信し、政治の場でそれを受けとめてしっかり政策や法律を作る為に、超党派の原発ゼロの会はクラゲマークを政治公約の証とする。」
https://twitter.com/abe_tomoko/status/240925034217078784

原発にまとわりつくクラゲ。金曜日に官邸にまとわりつく市民。確かに似ています。がんばれクラゲ!


05. 2012年8月30日 13:46:26 : suDIRIhN8o
自公民・維新、どこが与党になろうと、消費税増税、TPP推進、原発再稼働、社会保障縮小、特別会計の放置という政策は同じ。マスメディアは次期総選挙ではこの4党だけで議席を分け合うのが当然であるかのような報道を繰り返すだろう。騙されてはいけない。

06. 2012年8月30日 13:58:06 : maxkpWHZCo
{生活}は選挙に備えて勝手連を募るべきだ
市民集会・街頭演説・パスター張り・選挙街宣カー

07. 2012年8月30日 14:17:44 : lRYfivAqeo
屑マスゴミが、褒めたたえる逝かれ政党は相手にしない!!その反対を支持する。

国民は悟りました!!!!ハシゲのインチキ振りもメッキが剥がれ出しました。

安部腹下し野郎、そのまんまハゲ、中田元イカレ市長、中川秀直ガマガエルの、
名が出てきた段階で、空気が抜けた風船状態。

政治家5人を引き入れる。政党助成金欲しさだろう?ハシゲどうだ???


08. 佐助 2012年8月30日 14:38:42 : YZ1JBFFO77mpI : TUhrPgEJIU
「構図は合集離散の離合集散」
日本の政治は室町政権が対立崩壊したため、ちょうど大州制に分割されていた大大名が対立して長期間争うのと同じ構図が加わる。そのため、再び中小政党の合集離散時代になることが避けられない。この認識が理解しないとドル一極覇権の終焉と世界信用収縮恐慌を認識することはできません。そしてドル一極が終焉して多極化に移行するまでのドタバタ喜劇です。

日本の歴史で、豊臣方が復活したことがあっただろうか。平家が復活しただろうか。そして徳川幕府が復活しただろうか。否である。過去の遺物になった。民主党は次の時代のつなぎです。日本も一応,三党合意とか騒ぐけど,二大政党制(自民党対民主党対少数党)ですが,この二大政党制は腐敗・不信によって世界的にも機能不全となり,第三・第四の勢力が躍進してきます。基軸通貨一極ドルからユーロも円もそして元も多極化に進むのと同じ構図になるでしょう。第三の勢力が国民連合(オリーブの木)としたら第四の勢力は橋下維新勢力になるのかも知れない。

世界的な傾向として国民に耐乏を強制する政権は反対,債券はデフオルトせよ!外国人は追放して雇用と景気を回復させよう!とスローガンをかかげた政党連合が過半数を占めます。そして各国も日本でも新しい枠組みによる連立政権が誕生します。

ただし次の有権者の投票行動で第三と第四の勢力図は変わる。
選挙の投票行動の75%を決定するのは,対立する政治概念である。通常は25%の要因を無視してもよい。しかし25%の要因の75%を発見してゆけば,パーフェクト。それで地元の人気を二次的予測にすれば,投票行動を30%移動させる要因を見逃すことはない。全国の第一の対立要素は「消費税値上げ反対」第二は「脱原発」第三は「TPP関税反対」になる。地域的には第二,第三が第一をしのぐ地域もあるし,「オスプレイ反対」や「おらが町の名誉元総理」なども浮上してくるが,次期衆議院選挙では、自民党元首相たちは当選しても、民主党元首相たちの落選は避けられない。


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