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自民党の支離滅裂さを笑う・・・問責決議案を提出?
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2012年8月27日 政経徒然草
確か野党7党が参議院に共同提出した問責決議案は、審議されないままだったように記憶している。他の野党が提出した問責決議案は審議しないで、自分たちが出した問責決議案には賛成してくれという論理は、いかが応にも筋がおかしい。
自民党の本気度が疑われる。というか支離滅裂である。
今の自民党や公明党は、言っていることと遣ろうとしているが矛盾だらけだ。
3党合意を本気で実現させるつもりなら、解散を要求すること自体がおかしい。
本気で解散を目指すなら、内閣不信任案に賛成すべきだった。問責を出すなら消費税増税法案の採決前に出さなければ辻褄が合わない。
本気で解散を迫っているのかと疑いたくなる対応だ。
民主党や自民党の代表選や総裁選が9月に予定されているにも関わらず、対抗馬の名前が挙がってこない。これも不思議な話で、これだけ両党の政党支持率が低迷しているにも関わらず、少しも話題にならないし、盛り上がらない現状は、異常ともいえる。
問題になっている竹島問題も、一番の解決策は李明博大統領と野田首相が変わることだ。そうでない限り解決の糸口は見いだせないだろう。
中国でも尖閣諸島の問題をめぐり国民の間で日本製品の不買運動が広がりつつあるそうだ。
これも、野田首相が退陣することが一番の解決策だろう。(誰が次期首相になるかという問題はあるが・・・)
これらの問題の根本は、トップ同士のコミュニケーションが取れない状況にあることである。
こんな状況で代表を変えないという選択肢は民主党に残されていないと思うのだが・・・。
解散が先送りされたとしても民主党の状況は悪くなるばかりだ。
参議院では、後、数人が離党すれば第一党の立場を失い議長も自民党に譲ることになる。衆議院においても、あと20人程度が離党すれば過半数を失い、何も決められない状況に陥る。
将棋で言えば、後一手で王手を懸けられる状況にある。
ただ、この将棋は誰と誰が指しているのかと問われれば、民主党と自民党ではない。
民主党・自民党・公明党VS小沢一郎
という対局である。
王を追い詰める為の駒を握っているのは小沢さんだ。
非常に分かりにく構図になっているが参議院で問責決議を可決するためには小沢さんの協力が不可欠だ。
衆議院で過半数割れに追い込む為の駒を握っているのも小沢さんだ。
それはイコール野田政権の命運を握っているということである。
そして、それはイコール公明党の存在感の低下を意味している。
つまり、解散の鍵を握っているのは自民党でも公明党でもなく小沢さんだ。
という風に分析しているのだが如何なものでしょう。
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