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近々ある総選挙ではどこの政党を選ぶか、国民の本当の矜持が試される。
作成日時 : 2012/08/26 :(かっちの言い分)
昨日、本ブログで自公が民主党の野田首相の問責決議案を出すとことに対して、そのアホさ加減について述べたが、NHKの日曜討論で、各政党の国会対策員長がこの問責について意見を述べていた。
自公が首相の問責を出した場合の、自公以外の野党の考えを司会者が聞いた。生活の鈴木氏は、基本は現在参議院に既に提出した中身に自公が賛同して一緒に出して欲しいが、月曜日に自公及び野党の会派を含めて共通点を見出して、問責の理由を話し合いたいと述べた。
みんなの党、社民、共産党も、基本は野党全体の共通問責理由を見出して問責決議を出す方向であった。共産党は、自公が消費税増税に賛成しておきながら、問責を出す事自体が茶番だと吐き捨てたが、ただ野田首相の数多くの行いは問責に十分値すると言い切った。各党の国対委員長の発言から、小異を捨てて野田首相を辞めさせる一点に集中しているようだ。
問責が可決されても、即辞めさせることは出来ない。しかし、過去に首相が問責された例が2件ある。福田赳夫氏と麻生太郎氏である。どちらも、問責を受けて国会の全ての審議が中断し、全て辞任している。ドジョウ首相の野田氏は従来の首相とは違うようだから、過去の例とは違う振る舞いをするかもしれない。なにしろ、あれだけシロアリ演説をしておきながら、平然と国民との約束を破る男である。しかし、国会の審議が全て止まれば、その責任を受けて辞任せざるを得ないだろう。
民主党はこの状態が分かった上で、なお9月の代表選挙に野田氏を選ぶというのか?もし、野田氏を選べば、これまた茶番である。いくら野田氏を選んで首相にしても、国会の審議は進まない。野田氏も解散するしかないだろう。
財務省にどのように騙されたのか、決められない政治からの脱却という詭弁を弄して消費税増税を通したが、生活党が見限って出て行ったのは民主党に取ってあまりに大きな代償であったように見えるが、これも必然である。
今回の討論会では、今問題になっている原子力規制庁の委員長の同意人事には、自公は完全に賛成と言い切った。他の野党は反対である。自公は何ともおかしな政党である。基本は民主党と同じである。正確に言えば、民主が自公と同じと言うべきである。自公に政権を渡せば、また原子力ムラが完全に息を吹き返すだろう。
いよいよ政治情勢は混沌としてきた。近々ある総選挙では、国民は同じ轍を踏んではいけないことを思い知らされた。各党の本当の姿もわかったはずである。
どこに国民の生活を託すことが出来るか、いよいよ国民の矜持が試される。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201208/article_25.html
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