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大阪維新の「上から目線」で第三極シッチャカメッチャカ
http://gendai.net/articles/view/syakai/138347
2012年8月23日 日刊ゲンダイ
有権者はどうすりゃいいんだ!
<このままだと選挙協力もできないゾ>
「近いうち」に解散・総選挙が行われるというのに、「第三極」の動きが鈍い。早くもグダグダになってきた。
20日に「大阪維新の会」の橋下徹代表と「みんなの党」の渡辺喜美代表が“密会”していたことが発覚、話題になった。トップ同士が次期衆院選での連携について話し合ったというのだが、どちらが主導権を握るかでモメ、協議は平行線に終わった。
<トップ会談も不調>
「そもそも、喜美さんがわざわざトップ会談を行ったのは、焦りがあるから。大阪だけでなく、東京でも維新の方が支持が高いという調査もあり、みんなの党の議員は浮足立っている。結党から3年経って、新鮮味も薄れてきました。このままでは、集団離党で維新に移り、喜美さんだけが残されてしまう可能性もある。それで、自分も一緒に維新に行けるよう、合併話を持ちかけたとみられています」(みんなの党関係者)
「維新」と「みんな」はブレーンが同じで政策もソックリ。いつでも一緒になれそうなものだが、それでもスンナリまとまらない。維新の松井幹事長は22日の会見で、「(みんなの党の政策は)広がっていない状況があり、実現できない集団になってしまう」と合併を否定した。
維新は以前から連携の条件に「維新八策」の丸のみを要求するなど、やたらと上から目線だ。まだ候補者も決まっていない“政党未満”のクセに、何様なのかと言いたくなる。そのくせ、何がしたいのかハッキリしない。現職の国会議員を5人集めて政党化を目指すというが、どこかの党とくっつくのか、それとも一本釣りしてくるのか。安倍元総理に色目を使ってみたり、民主党の松野元官房副長官を取り込もうとしてみたりと定まらない。次の総選挙は、談合既成政党VS.第三極の戦いになるというのは衆目の一致するところ。しかし、第三極の中で最も勢いがあるとされる維新がこんな調子では、既成政党に勝つなんて絶対に無理だ。維新やみんな、そして小沢代表の「国民の生活が第一」など第三極がバラバラに候補者を擁立すれば、無党派層の票を食い合って共倒れに終わるだけである。
<まずは過半数を取ることが先決>
「小選挙区制度の特性を考えると、民自公の既成政党に対抗するには、既成政党批判の受け皿になる第三極が結集しなければ勝負になりません。本当は統一名簿で戦えれば一番いいのでしょうが、簡単ではない。選挙区調整で100%のすみ分けも難しい。それでも、選挙協力は必須です。ギリギリまで努力すると思いますよ。次の選挙で既成政党を壊さなければ、その先の政界再編もない。それは第三極の側も分かっているはずだと思いますが……」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
第三極は選挙後の結集を考えているのかもしれないが、選挙で肝心の数を取らなければ意味がない。まずは第三極が協力し、総選挙で過半数を取れるような枠組みを考えるべきだ。小さな政策の整合性にこだわって、少数政党が乱立していても仕方がない。何はともあれ、手を組んで既成政党を壊滅させること。それができなければ、第三極も国民から見放されることになる。
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