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“ アナログ族 ”と“ デジタル族 ” 世代間格差よりも数段重大な格差が生まれている (世相を斬る あいば達也)
http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/726.html
投稿者 夢野亜三児 日時 2012 年 8 月 23 日 03:19:52: LnCTbWscpr/a.
 

URL:http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya

 野田と「首都圏反原発連合」メンバー代表らの面会が行われたようだ。朝日は以下のように報じている。

≪ 首相と反原発団体が面会 話し合い平行線
 野田佳彦首相は22日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に反対する市民団体のメンバーと首相官邸で面会した。首相は「基本的な方針は脱原発依存だ」と述べる一方、再稼働の中止など団体側の求めには応じず、話し合いは平行線に終わった。
 面会したのは、首相官邸前で毎週金曜日を中心に抗議活動を続ける13の市民団体と個人による連絡組織「首都圏反原発連合」のメンバーら10人。仲介した菅直人前首相も同席した。団体側は大飯原発の停止のほか、すべての原発の運転を再開させず廃炉にするよう要求。新設する原子力規制委員会の人事案も「原子力事業者に直接関わっている」として撤回を求めた。
 首相は大飯原発の再稼働について「安全性を確認し、国民生活への影響などを総合的に判断した」と説明し、規制委の人事案も「国会が判断する」と撤回に応じなかった。今後のエネルギー政策は「中長期的に原子力に依存する体制を変えることを目標にしている」と述べ、脱原発依存の方針に理解を求めた。だが、団体側は「承服しかねる」と反発し、面会は30分で終わった。
 終了後、藤村修官房長官は会見で「連合体のみなさんとの話はこれで終わった」との認識を示した。一方、団体側のメンバーの一人は「時間も短く不完全燃焼というか消化不良。要求が通るまで何らかの抗議をしたい」と話した。
 面会は団体側が繰り返し要請。首相は当初、「前例がない」と断ったが、抗議活動が拡大していることに加え、菅前首相の働きかけもあって方針転換した。 ≫(朝日新聞)

 率直な感想を言わせてもらえば、明らかに“無駄”な会見だった。否、野田にアリバイ作りと政府・官邸のプロパガンダ報道に寄与した観さえある。「首都圏反原発連合」代表ら以外の、反原発の趣旨で集まる多くの人々にとって、不透明な会見になったと云う事実は残された。政府TVで確認したが、悪代官が民百姓の直訴に耳を傾ける素振りを見せ、自らの正当性を朗々と語ったに過ぎない。マスメディアは“平行線”と云う語彙を使っているが“聞き及ぶ”と表現する方が妥当である。今後、現時点の“反原発集会”の勢いに陰りが出ないかどうか、冷静に見つめる必要がある。菅直人が鎮座しているのが、なんとも違和感だった(笑)。

 今夜の本題。筆者は、新宿紀伊国屋と日本橋丸善と幾つかの郊外系書店によく顔を出すが、孫崎氏の「戦後史の正体」が漸くにして、郊外系書店にも並ぶようになった。確認していないが、八重洲ブックセンターで売上総合1位、大学生協の書籍・政治法律部門で2位にランクインしている。書店の営業姿勢にもよるのだろうが、出版社や日販、東販の差配によるのか判らないが、必ずしも平積み等々で、優位な扱いは受けていないにも関わらず、見事な善戦である。

 筆者は、「戦後史の正体」の善戦を悦ばしい事と思うと同時に、既得権益保守勢力及び右翼と呼んでも過言ではない“昭和史”に関する著書が「戦後史の正体」が埋もれて見えなくなるほどの嫌がらせを受けている実態も目撃している(笑)。死に物狂いで、孫崎氏の「戦後史の正体」を読ませないようにしようと云う、展示側のテクニックが見られるのは面白い。筆者は、個人的に歴史は、現代から過去に遡る時系列で検証するようにしているが、これ程までに“昭和史”や“戦後史”の書籍が並んだことはない。これが、孫崎氏の「戦後史の正体」が如何に既得権益勢力にとって“不都合な真実”の指摘であったかを証明しているのだろう。

 どうも、新聞読者層と云うのは、未だに“東大話法”の妖術から解き放たれていない人種らしく、権威主義に洗脳されているようだ。ネットによる情報で多くが売れるのだろう。或る意味で面白い時代を反映した現象と捉えることが出来る。このような21世紀型現象を観察すると、世代間格差と云う問題よりも、“アナログ族”と“デジタル族”と云う格差の方が、世間の空気を二分するのではないのかな?と思ってさえしまう。“固定電話族”と“携帯電話族”と云う括りも似たような傾向を持つのかもしれない。

 最後にもう一つ、面白い現象を見つけた(笑)。“人気ブログランキング”と云うサイトがあり、最近頓に右翼系保守のブログが勢いを増している。よく見てみると、“雨後の筍”と新たな“右翼系保守”乃至は“嫌中韓”がテーマのブログが生まれている。書籍にしてもブログにしても、極めて面白い現象なのだが、なんだか、不都合な事実を隠蔽しようと、何処かの誰かが、死に物狂いで煙幕張りに勤しんでいるようである(笑)。今日この頃の雑感を語って、今夜のコラムとさせていただく。それでは、オヤスミナサイ!
 

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コメント
 
01. 2012年8月23日 11:28:38 : q9VpyGa0FA
しかしあいば氏のブログは最近つまらなくなった。

今ひとつ斬りこみ方が鈍い?

スランプか?

コメントもする気はないが

誰もコメントしていないから



02. 2012年8月23日 15:46:37 : FFNRfEGHtd
国民は野田佳彦を総理大臣にした覚えはない
法的に問題ないとしても、倫理的に問題大有り

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