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小沢一郎代表が次期総選挙に向けて、刺客を立て始めている
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2012年08月22日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「国民の生活が第1党」の小沢一郎代表が、次期総選挙に向けて、全国300選挙区・比例区の候補者擁立に本腰を入れ始めた。8月20日の記者会見では、早速、地元・岩手県の全選挙区(1〜4区)に、「国民の生活が第1党」から擁立する方針を明かにした。空白区は、1区と3区である。1区は民主党の階猛衆院議員、3区はやはり民主党の黄川田徹衆院議員がいるが、対立候補を擁立する。両議員は、元々、小沢一郎代表の側近議員だった。だが、小沢一郎代表が民主党を離党すると、行動を共にせず、「師匠を裏切った」形になっている。このため、小沢一郎代表は、「刺客」を送り込んで、岩手県内の「小沢派」の立て直しを行なう。平安時代末期に、源氏と平家のそれぞれの親兄弟が、敵味方に分かれて戦ったのと同様の合戦図が現代に再現されることになる。
◆小沢一郎代表は、「大阪維新の会」の政党化(現職国会議員5人以上)や候補者選定が手間取った場合、やむを得ず、「国民の生活が第1党」の公認候補者を先行して擁立せざるを得なくなる状況に立たされている。というのは、米国CIA対日工作軍事部門資金担当であるリチャード・アーミテージ元国務副長官(ブッシュ政権第1期)が、このほど発表したいわゆる「アーミテージ・レポート」では、日本がTPPに参加することを強く求めており、これに橋下徹市長が応える形で「TPP参加」は維新の会の経済政策の中心軸」と名言しているので、現職国会議員が大阪維新の会に参加する場合、一種の「リトマス紙」として、この政策に賛同するか否かが試される。橋下徹市長は、「公開の場で見解を表明しなければならない」と厳しい審査を行なうことを明言している。しかし、大阪維新の会に参加を希望している現職議員全員をテストする時間的余裕があるかどうかという点になると、時間がかなり緊迫してきているのも事実である。
◆一方、小沢一郎代表の盟友である鳩山由紀夫元首相は、9月21日に行なわれる代表選挙で、独自の候補を立てる動きをしているが、野田佳彦首相が再選された場合には、直ちに離党する考えである。だが、次期総選挙がいつ行なわれるかという点を考慮すると、小沢一郎代表は、「国民の生活が第1党」の候補者を当選させるのに十分な選挙期間を獲得できなくなるという苦境に立たされる。このため、鳩山由紀夫元首相の選挙区である北海道9区に候補者を立てて、結果的に、鳩山由紀夫元首相を敵に回さざるを得ない状況にも追い込まれる。このため、小沢一郎代表は、「いつまでも迷っていると、刺客を立てるぞ」と早期離党を促している。鳩山由紀夫元首相は、これまで「お盆が終われば離党して合流する」との意向を示していたが、いまだに決断していない。
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