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この能力で総理大臣は到底無理だった 前代未聞政権党が融けて無くなる
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2012/8/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「近いうち」の総選挙でハッキリしていることがひとつある。有権者は絶対に民主党に投票しないことだ。どれだけ民主党を負けさせられるか。国民の怒りを思い知れ。これが有権者の素直な気持ちだ。
で、民主党内はかつてなかったようなムードに包まれている。今になって有権者の怒りの凄まじさを悟ったのである。週末の議員会館は面白い。民主党議員が夜になってもたくさんいる。
「本来ならば、地元に帰って、選挙運動をしなければいけない。でも、そうすると、逆に『引っ込め』の野次が飛ぶ。怖くて地元に帰れないのですよ」(民主党関係者)
これは異様な状況だが、異常といえば、民主党内の雰囲気にも驚いてしまう。まだ選挙の日取りも決まっていないのに、もう「なげやり」というか「あきらめムード」なのである。政治評論家の野上忠興氏が言う。
「どんなに逆風が吹いていても、選挙が近くなれば、ワラにもすがって生き残ろうとするのが議員心理です。争点の工夫、キャンペーンのやり方、政策のアピールと、何かないかと考える。政権末期の自民党にしたって、負けは覚悟していたものの、党内が一丸となって、活路を考えていました。ところが、今の民主党にはこれがない。みんながあきらめムードで、呆(ほう)けている。『あとは野となれ山となれ』みたいなことを言う議員もいた。この時は耳を疑いましたよ。曲がりなりにも民主党は前回の選挙で国民の負託を受けた。その一票の重みをどう考えているのでしょう。この政権では約束を果たせなかった。しかし、次はやるから、もう一度、投票してくれ。こう訴えるのが当たり前なのにシラッとしている。こんな与党は初めて見ました」
◆民主党の100議席割れはもう決まり
驚くべき無責任さだが、彼らがこうなったのも必然だ。メディアは今になって、消費増税の影響を書き立てている。政権弱体化を見透かしたように竹島、尖閣問題も浮上した。しかし、民主党の議員は野田を代えられない。消費増税に賛成した手前、自己否定になるからだ。で、党としての戦略を見いだせないまま、各人が個利個略で迷走している。自分さえ生き残ればいい。そうすれば、自公政権に入れてもらえる。権力の側に立ち続けることができる。こんな打算の連中ばかりなのだ。
こうなると、本当に、この政党はオシマイだ。「それでなくても、300小選挙区の中で、70選挙区が埋まっていない。離党者の穴埋めができないのです。一部には『輿石幹事長は9月の代表選後に代わる』『だから、次の幹事長が空白区の候補者調整をする』『そのために今は動けないのだ』というまことしやかな解説がある。それじゃあ、次の幹事長は誰が有力なのかというと、仙谷政調会長代行だという。誰が仙谷幹事長の下で、民主党から立候補するものですか。結局、民主党は全ての選挙区に候補者を立てられないまま、選挙戦に突入する。代表選で野田首相が再選されれば、鳩山元首相をはじめ、新たな離党者も続出する。選挙前の基数は200議席ちょっとまで落ち込んでいるかもしれない。そんな状況で選挙になれば、100議席割れは当然、50議席チョボチョボになってもおかしくない」(永田町関係者)
このままいけば、与党のメルトダウン、消滅という前代未聞の事態になる。それがもうすぐそこの現実なのだ。
◆世紀のペテン首相は政治家の資格なし
民主党がこうなったのは野田の無能と錯乱が全てだ。
世間はてんで分かっていないが、野田は世紀の大バカ首相だ。政治の本質が分かっていなくて、舌先三寸の演説で国民をけむに巻き、ごまかせると思っている。そもそも政治家の資格がない男だ。政治ジャーナリストの長谷川幸洋氏はこう言った。
「野田首相が出た松下政経塾というのは、政策を考える頭脳を鍛えるところではなくて、単に演説を教えるところなのです。それは松下幸之助の秘書で、その後、参院議員になった江口克彦氏が認めていますが、野田首相の言動を見ていると、まさしく、その通りだと思います。演説さえうまけりゃいいと思っているから、その時その時で、ウケる話を考える。それで総選挙前は高らかにシロアリ退治と消費増税の凍結を宣言したわけです。しかし、財務副大臣になると、コロッと変わり、今度は財務省のスピーカーになる。その方が得だと思ったからでしょう。そうやって国民を裏切り、増税法案を成立させると、記者会見でシレッと謝る。すべてが口先。政策も何もない。こんな人物が首相になったことが驚きです」
野田の口先ペテン師ぶりは原発再稼働の記者会見で如実に現れていた。「福島を襲った地震、津波が起こっても事故を防止できる対策と態勢は整っている」と言ったそばから、「政府の安全判断の基準は暫定的なもの」と言い、「安全規制を見直す」と言った。これだけでいい加減な男の正体と、政治家として覚悟も何もなく、役人の言いなりで再稼働を判断したことがハッキリ分かる。その場その場で言い繕い、政権維持にだけ汲々とするケチな男。これが野田の本性なのだ。
政策を実現したくて政治家をやっているわけではなく、政策は権力奪取の手段となる。こんなデタラメ男がそれこそ、政権維持のために小沢元代表を切り、自民党に魂を売った。
国民からすれば、狂乱だが、野田は消費増税を仕上げれば、「決められる政治」が評価され、内閣支持率が上がるとソロバンをはじいた。無能首相の皮算用はもちろん、崩れて、民主党は今の惨状を招いている。自業自得とはいえ、バカ丸出しではないか。
◆上がバカなら下もみんなアホの民主党
救い難いのは、こんな首相を民主党と野田内閣が今なお、担いでいることだ。「このボスにして、この部下あり」で、野田がバカなら、下もアホだ。同じく政経塾の玄葉外相や前原政調会長、財務省のポチ、安住財務相。こうした無能閣僚を支えている民主党議員は全員、国会から去って欲しい。これが有権者の本音である。
「前原政調会長に今度の選挙では何を訴えるのですか、と聞いたことがあります。前原さんはエネルギー政策、地域主権、成長戦略を挙げましたが、原発再稼働の民主党がエネルギー政策を語ったところでどうなるのか。政治主導を断念し、官僚に魂を売った民主党が、地域主権=中央政権打破を言ったところで何の説得力もありません。成長戦略にしたって、霞が関改革が出発点ですから、官僚主導に戻した民主党には何も期待できない。つまり、ここでも前原政調会長は口だけ番長なんですよ。政党とは政策を掲げて、その実現のために集うもの。その政策がない民主党は次の選挙で消えてなくなるしかありません」(長谷川幸洋氏=前出)
結局、マトモな議員は小沢だけだったし、扇の要がいなくなれば、チンピラ議員は雲散霧消ということだ。いまや目障りでしかない政党は、一刻も早く消えうせて欲しい。
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