06. 2012年8月22日 01:04:45
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「解散・総選挙の先延ばし」は第三極にとっても好都合ではないか。天木さんは現実をみていない。 まず、第三極側は、300の小選挙区に候補者を擁立し終えていない。 生活党に至っては、30人しか擁立していない。 私の選挙区には、生活党やみんなの党といった第三極勢力は影も形もない。 天木さんの選挙区には、生活党やみんなの党の候補者がいるのだろうか。 この記事は、生活党結党以前の記事なんだが、この記事の主張が正解。 ■「話し合い解散」では争点なき総選挙。みんなの党、維新の会の対立候補を待つべき ■早期解散は、霞が関、民主党、自民党の“増税逃げ切りトライアングル”を利するだけ。 今のように煮え切らない政局が続くと、つい「早く総選挙を!」と声を上げたくなるが、 今回ばかりはグッとこらえて「話し合い解散、許すまじ」と声を上げるべきだ。 http://wpb.shueisha.co.jp/2012/03/23/10401/ http://news.livedoor.com/article/detail/6397292/ >今のように煮え切らない政局が続くと、つい「早く総選挙を!」と声を上げたくなるが、 >今回ばかりはグッとこらえて「話し合い解散、許すまじ」と声を上げるべきだ。 そう、解散は300の小選挙区に候補者を擁立するメドが立ってから。 第二に、「民主党壊滅=生活党の勝利」ではない。 そもそも、選挙は一対一で戦うものではない。 「民主党壊滅=生活党勝利」ではない。 今の状況では、支持率1位の自民党が200議席以上取って勝つでしょうね(小選挙区制マジック)。 民主党も生活党も惨敗だ。 ですから、総選挙は楽しみではない。 生活党など第三極勝つためには、条件がある。 勝つためには、その条件を満たす必要がある。 条件が満たされて初めて総選挙が楽しみになる。 (1)政党支持率や投票先動向で、生活党など第三極の政党が、自民党を上回ること。 生活党の支持率は低迷している。 2007年〜2009年時の小沢民主党の10分の1くらいしか支持率がない。 これでは惨敗だ。 この条件を満たすのは非常に困難だ。 そこで、 (2)オリーブの木だ。 このままでは、小選挙区制マジックで、2010年の参院選同様、 自民党が圧勝してしまう。(1人区は、自民党の21勝8敗で自民党圧勝) それが小選挙区制というもの。 第三極は文字通りの「極」とならない限り票を奪い合い共倒れする。 民意は比例区に僅かに反映されるだけで後は死に票の山となる。 そうなることがわかっているから、小沢氏は「オリーブの木」「オリーブの木」といつもいっているのだろう。 生活党など少数野党連合は、 自民党に勝つために、舛添要一でも、渡辺善美でも、田中康夫でもいいから、 統一首班候補を擁立して戦うべきだろう。 イタリアのオリーブの木も、ベルルスコーニに勝つために、 経済学者のプロディを統一首班候補に擁立して選挙に勝った。 ■小沢元代表「細川護熙がいねぇんだ」 ■ルポ迫真 民主分裂(4) 「政権交代には『オリーブの木』が必要だ。俺はその木の完成に専念したい」。 新党「国民の生活が第一」の代表となった小沢一郎(70)は、 民主党を離れると決めた6月下旬ごろから支持議員らを前によくこう口にするようになった。 http://www.nikkei.com/article/DGXDASFS1200N_S2A710C1EA1000/ 【オリーブの木】 レベル1:「小沢新党」と新党きづなの統一会派(いずれ合流?)←これだけでは選挙に勝てない。 レベル2:社民党、新党大地、そして大村・河村一派との選挙協力合意←これでも不十分。 レベル3:維新の会とも選挙協力合意←これなら、勝てる可能性が出てくる。 レベル4:みんなの党とも選挙協力合意←これなら、自公連合と互角の戦い。政権奪取の可能性も出てくる。 レベル1とレベル2ならクリアできる可能性は多少ありそうだが、 レベル3やレベル4はどうだろうか。維新の会やみんなの党幹部の発言を聞く限りでは難しそうだ。 そこで、オリーブの木が上手く行かない場合を想定して・・・ (3)選挙制度改革。 2000年の総選挙では、小沢党首率いる自由党は、比例区で約660万票も獲得したが、獲得議席はわずか22議席(比例区18議席、小選挙区4議席)。 このように現行制度は、中小新党に極めて不利。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC42%E5%9B%9E%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99 660万票取っても、22議席しか取れないのが現行の選挙制度なのだ。 小沢氏は小選挙区制にこだわらず、比例代表制中心の選挙制度への移行を真剣に考えたほうが良いと思う。 ドイツ型の併用制でよいと思う。この際、連用制でもいい。とにかく、今の選挙制度よりはマシだ。 2007年〜2009年時の小沢民主党の10分の1の支持率しかない生活党は、 このままでは惨敗する。 (1)オリーブの木 (2)選挙制度改革 どちらかを実現しない限りは、厳しい。 |