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終盤国会大波乱 野田内閣「竹島」「尖閣」で大失態 3閣僚問責の絶体絶命
http://gendai.net/articles/view/syakai/138272
2012年8月20日 日刊ゲンダイ
本気で倒閣を狙い始めた自民党
20日から、終盤国会がスタート。お盆の“政治休戦”が終わった政界は、いきなり緊迫している。お盆休み中に「竹島問題」「尖閣問題」と民主党の“失態”がつづいたことで、「いまが倒閣のチャンスだ」と、自民党が野田内閣を解散に追い込む方針を固めたからだ。切り札は“問責3連発”。3人の大臣が問責されたら、野田内閣はもたない。
8月10日、民、自、公の3党で消費増税法案を成立させた時と、政界の空気は一変している。
「増税法案が成立したことで9月8日までの残り会期は“消化試合”になるとみられていました。政局のヤマ場は10月の臨時国会だと誰もが思っていた。ところが“領土問題”をめぐる中国、韓国との対立がたて続けに起き、しかも野田内閣が“外交無能”をさらした。野田内閣を攻める材料を失っていた野党は“棚ボタ”で新たな攻撃材料を手に入れた形です。自民党がこのチャンスを逃すはずがない。会期末まで残り3週間。なにがなんでも追い込むつもり。まずは、外交問題に関する集中審議を週内に行い、徹底的に追及する方針です」(政界関係者)
自民党の谷垣総裁は、「もはや民主党政権が外交を立て直すのは不可能だ」「不信任案や問責をどう使うかだ」と、不信任案の提出まで予告している。
自民党のターゲットは、森本防衛相、羽田国交相、松原国家公安委員長の3人だ。
森本大臣は、韓国の李明博大統領が竹島に上陸した時、記者会見で「他国の内政にとやかくコメントすることは控える」と発言。竹島は日本の固有の領土なのに「竹島を韓国の内政問題」と認める、とんでもない“失言”をしている。
羽田大臣と松原大臣は、尖閣上陸の時、担当大臣なのに役所に登庁もしなかった。
「3人の大臣は、国会で攻められたら立ち往生するはずです。言い訳できませんからね。とくに外交のシロウトの羽田国交相は、うまく答弁できないのではないか。森本大臣は、オスプレイの強行配備でも追及されるでしょう。いずれにしろ、野党が多数を占める参院では、問責は確実に通る。3人の大臣が問責されたら、残り3週間、国会は完全にストップしてしまう。もし、3人の大臣を更迭しない場合、自民党は野田首相の問責と、内閣不信任案も提出する予定です。野田内閣は行き詰まりますよ」(政界事情通)
谷垣自民党は、今度こそ本気で倒閣する気だ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「自民党にとって、解散するならいましかない。党の選挙情勢調査で、〈自民220議席、民主95議席、大阪維新の会60議席〉という数字が出たといいます。しかし、選挙が先になると『大阪維新の会』の選挙準備が整ってしまう。谷垣総裁にとっても、9月8日の会期末までに解散に追い込めなければ『絶好のチャンスを逃した』と、党内で『谷垣降ろし』が起こり、9月の総裁選では再選は難しくなる。勝負をかけてくるはずです」
いよいよ、野田内閣の断末魔が近づいてきた。
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