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こんにちは。亀井亜紀子です。
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8月10日(金)、消費税増税法案が遂に可決してしまいました。国民不在の増税先行…使い道は有識者会議でこれから決めるそうで、こんなに国民をバカにした法律はないと思います。
今年2月にNHK「日曜討論」に出演した時、私は「できないことが書いてあるから閣議決定してもできない。」、「社会保障がどこかへ行ってしまった。」と発言して前原誠司政調会長と番組内で言い合いになりました。
当時は衝撃的だったかもしれませんが、そのことは国会審議で明らかになったと思います。
つまり最低保障年金は25年度に法律を出すと明記しながら実現の見通しがないこと、今回の増税と社会保障改革が一体でないことは国民の知るところとなりました。
ところが野田総理は「国民会議でこれから決める。」と開き直り、可決した途端に「10%でもまだ足りない。」という大手メディアの報道も見られます。
法案審議過程で中央公聴会があり、その際、公述人の1人が「社会保障の不足分を消費税だけでカバーしようとしたら35%になる。」と発言しました。
今回の法案は今後「社会保障」と称して消費税が青天井で上がって行く道を拓いたようなものです。
自民党の修正で消費税を公共事業にまで使えるようになってしまいました。
そして法案を通すかどうかの決め手が党首会談における「近いうちに解散」という文言であり、法案の中身とは全く関係なかったことも周知の事実で、一体どこまで国民をバカにしているのかと呆れます。
今回の一件は郵政民営化法と同じです。
つまり悪法は国民生活に多大な悪影響を与えるので改正せざるを得なくなります。
成立した消費税法案は初めから悪法だとわかっているので、まずは選挙後に凍結法案を出して実施を止めるべきであり、それは皆様次第です。
国民不在で決まったことは国民の力で変えることができる、それが民主主義です。
近いうちに「国民の信を問う時」が来たら、民自公の増税翼賛会を崩すこと、政界再編をすることが日本再生には必須だと思います。
既に政界再編は始まっているので、選挙が近付くにつれて、色々な動きが出てくるでしょう。
それからもう一つ、消費税増税を先導した勝栄二郎財務事務次官が今後どう天下っていくか、しっかり監視していただきたいと思います。
国民生活が破壊しかねない法案の成立に奔走した人ですから国民が監視すべきであり、また彼を追っていくことでいわゆる白アリ退治が進んでいくと思います。
郵政改革法案が一段落したと思ったら今度は消費税法…2014年の実施まではまだ時間があり、また新たな戦いの始まりです。
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