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ペテン師集団 民主党は解散しない 内閣も政党も支持率急減
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2012/8/18 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
時事通信の世論調査で野田内閣の支持率がついに20%を切った。内閣支持率は前月比1・5ポイント下落して19・8%。不支持は0・8ポイント増の61・1%。民主党の政党支持率はたった6・9%。
こりゃ、さすがの厚顔男、野田首相もしびれたのではないか。野田にしてみれば、政治生命を賭した消費増税をやり遂げ、「どうだ!」と胸を張った結果がこれだからだ。
この数字は、国民を裏切り、小沢元代表を切り捨て、自民、公明に魂を売って、「いい気」になっている亡国首相に国民が突きつけた「不信任」だ。国民に言わせれば、「野田さん、あんたはもう死んでいる。とっとと辞めろ」ということだ。
こうした状況を諸外国は冷静に見ている。竹島、尖閣の騒動はなぜ、今起こったのか。野田のレームダックぶりを見透かして、「今なら何もできまい」と、上陸強行したのは間違いない。そして、彼らの読み通りに腰砕けの「強制送還」だから世話はない。
「内閣支持率は3割を切ると危険水域といわれます。2割を切ると、自民党末期政権を見ても分かるように、もう持たない。時事通信よりも前に出た各マスコミの世論調査は2割台をキープしていましたが、共通しているのは『決められる政治』が何の評価も得られなかったという事実です。そうなると、野田政権に上がり目はない。中国、韓国はよく見ていますよ。李明博大統領は『国際社会での日本の影響力は以前ほどではない』と言い切って、竹島上陸を強行した。その言動の是非はともかく、これが諸外国の評価なのです」(政治評論家・野上忠興氏)
おそらく、一連の無能外交で野田の支持率はますます下がる。消費税以外、何も考えていなかった野田に政権浮揚の切り札はない。退陣に向けて、じりじり追い詰められていく。
◆自民党は秋解散を信じているのか
国民はその日を「今か今か」と待ちわびているのだが、こうした状況になってますます、ハッキリしたことがある。
野田は死んでも解散しないということだ。
自民党の茂木政調会長は読売新聞(17日付)で「(3党党首会談で合意した)8日の夜、安住財務相からお礼の電話があったんですが、安住さんが『近いうちに一回飯を食おう』と言うので『近いうちっていつ?』と尋ねると『月内に』という話でした。近いうちは一般的にせいぜい1、2カ月でしょう」と語っていた。
だから、「解散は秋」との見通しを無邪気に信じているのだが、これにはこっちが驚いてしまう。この程度のことで自民党は3党合意をしたのか。安住にどんな権限があるというのか。
結局、「近いうち」発言をそれぞれが勝手に都合よく解釈して、「希望的観測」を言っているだけなのだ。「近いうち」なんて子供だましの口約束にすぎないし、どうにでもひっくり返せる。自民党はつくづくバカだ。ペテン師、野田はペロリと舌を出している。
◆解散から逃げ続ければ活路があると思っている
野田にしてみれば、解散したら最後、民主党は消滅だ。それは世論調査にハッキリ出ている。読売新聞の調査では比例投票先で、自民は21%、民主は11%。大阪維新の会は16%と出た。他の調査も似たようなもので、これじゃあ、選挙になりっこない。これが野田が絶対に解散をしない最大の理由だが、野田が逃げまくるワケは他にもある。
「自民党は早期に解散・総選挙にならなければ、谷垣執行部に対する批判が噴出します。総裁選を無風再選で切り抜け、選挙に突入のシナリオが大きく狂い、党内に谷垣降ろしが吹き荒れ、分裂含みになるでしょう。一方、民主党は解散を先送りすればするほど、野田首相の評価は上がり、野田降ろしの動きを沈静化できる。今度の選挙は既成政党VS第三極ですから、自民の票をいかに食うかが勝負になる。野田首相にしてみれば、解散・総選挙から逃げて、自民党内を混乱させれば、勝機が見える。解散を急いで自爆する理由はないわけです」(民主党関係者)
3党合意で野田を助けた谷垣執行部には採決で小泉進次郎衆院議員や中川秀直元官房長官ら造反が出た。野田が逃げて、選挙が先送りになれば、ますます、自民党内はざわついていく。ひょっとして、分裂でもしてくれれば、野田は願ったりかなったりだ。
「野田首相が解散から逃げるのは、維新の会の支持率が若干、落ちてきたことも挙げられます。今、選挙をやれば、民主党は2桁確実。良くて90議席、まあ70議席くらいまで負けるでしょう。第1党は自民党。民主党は第2党の座を維新の会プラスみんなの党などの第三極と争うことになる。そうしたら、最近は維新の会の熱気が冷めてきた。選挙を遅らせれば、さらにバケの皮が剥がれてくるのではないか。そんなスケベ心もあると思います」(政治解説者・篠原文也氏)
実際、維新の会の支持率は朝日新聞の調査ではジリ貧だ。次期総選挙に向けた候補者リストも出回っているが、政界はぐれガラスや、海のものとも山のものとも分からない小粒ばかり。こすっからい野田のことだ。時間稼ぎをしながら、ネガティブキャンペーンのネタ仕込みでもする気だろう。ますます、選挙を急ぐわけがない。
◆そもそも野田に政治家を語る資格なし
それでなくても、自分の保身のためには国民との約束も平気で破る野田は希代のペテン、詐欺師である。小沢を切り捨てたことでも分かるように、仲間を裏切る冷血漢だ。そのうえ、国民が嫌がる増税や原発再稼働を推し進め、「決める政治」とかホザいている。元外交官の孫崎享氏は「ここまで世論を無視する政治家は初めて」と驚いていたが、野田という男は、そもそも政治家を語る資格がないのである。そんなチンピラの妄言を信じる方がおかしいのだ。
おそらく、野田は今後、解散先送りのために何でもやる。悪辣の限りを尽くすのは見えている。
「一票の格差問題を解散回避に使うでしょうね。定数削減はそんなに簡単にまとまらない。それを解散先送りの言い訳にするのです。景気対策のため補正予算、成長戦略のための来年度予算、社会保障一体改革のための国民会議も含めて、何でも利用しようとするはずです。ま、どんなに逃げても結果は同じですが、逃げまくるのは間違いない」(野上忠興氏=前出)
野田は最近、周辺に「次の選挙は誰が首相でも民主党は負ける。首相が代わってもすぐに責任を取らされることになってしまう。
だったら、自分が選挙の責任も取る」みたいな言い方をしているらしい。だから、代表選は無風再選させろ、という脅しである。そうやって、代表再選を果たしたあとはノラリクラリと選挙から逃げる。任期満了まで粘り、敵失を待つ。こんな魂胆なのだが、そうこうしているうちに、野田内閣と民主党の支持率は限りなくゼロに近づいていく。そうすれば、民主党から脱党者が増えて、やがて、衆院の過半数を割る事態になる。希代の亡国首相は前代未聞の手法で、引きずり降ろされることになるのだろう。
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