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尖閣諸島、与党時代と野党時代で発言を使い分ける石破氏
2012.08.17 :(まるこ姫の独り言)
尖閣諸島では、終戦の日に呼応するようににわかにきな臭くなって来たが。。。
中国人活動家やら、香港活動家やらが、魚釣島に上陸して日本側に逮捕された。
逮捕した人間を早急に強制送還させるという日本政府に対して識者の意見は二分している。
専門家ですら、これだけ考えが違うと、素人としては、どちらに分があるのかさっぱり分からない。
ある識者は、“それで良い、中国政府が事を荒立てる事をしていない今、日本政府が事を荒立てる必要はない”という、ある識者は“彼らは罪を犯した、徹底的に捜査して厳正な対応をして起訴するべきだ”という。
そこで登場するのが自民党の石破氏だ。
今日もテレ朝の番組に出演していたが、防衛オタクと呼ばれる人らしく防衛に関して一家言あるのは良くわかるが、今日の出演、発言でこの議員の二面性を見たような気がする。
石破氏も、魚釣島に上陸した人間は、犯罪者だから厳正な対応をすべしとする意見の様で、厳しい口調で断罪していた。
司会者に、“石破さんは小泉政権下での防衛大臣だった時、魚釣島に上陸した人間を強制送還させたが、今と同じではないのか”と問われた時、
“あれは一回目だから良い”との発言には唖然とした。
一回目だから良い、二回目は駄目と、どこで決めたのだろう。
駄目なものは、一回目だろうが二回目だろうが、駄目だと思うが。
同じことをやっても、与党時代の自分は正当化して、今の政府の対応は生ぬるいと言う、
何だか発言に一貫性が無くて信頼できない。
野田首相も野党時代は、尖閣諸島に上陸した中国人を強制送還させた自民党の対応を厳しく批判していた一人だ。
“強制送還させるとはは何事だ”と政府の対応を批判していたが、所変われば、自民党時代と同じことをやっている。
石破氏も、野党となった今、全く同じように厳しい発言をする。
だとしたら、この国では与党時代と、野党時代では、姿勢も発言も変わって当然だと思っているのだろうか。
野田首相が、野党時代のシロアリ退治発言を、常に揶揄されているが、野田首相も“野党時代は野党時代、与党になったらそんな発言など何の意味もない”と思っているのかもしれない。
立ち位置によって姿勢や発言が変わるこの国の政治家だが、本当にそれで良いのだろうか。。。。
立ち位置で、今までの発言、信念、信条が変わるだなんて。
私達有権者は,誰を信じて投票したら良いのかな?
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/08/post-42da.html
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