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8月16日 「最高裁謀略の小沢検審起訴議決」ストーリー!
http://civilopinions.main.jp/2012/08/816.html
2012年8月16日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]
「審査員は存在しなかった?」「審査会議は開かれなかった?」「議決書は創作された?」とブログに書き続けてきた。本当に最高裁はそこまでやるかと思っている方もおられるだろう。
そこで、小沢起訴議決の顛末を、「最高裁側」に立って、一市民Tの推論を交えて以下にまとめた。
下線部は一市民Tの推理
<09年3月頃、最高裁は「検察による小沢氏起訴は無理」と判断、検察審査会を使って起訴する方針に>
傍証1:10年2月1日 東京地検特捜部吉田副部長が取調べ中の石川知裕議員に「小沢はここで不起訴になっても、検察審査会で裁かれる可能性が高い。そんなことになって良いのでしょうか」と語っていた。
傍証2:大坪弘道元大阪特捜部長(郵政不正事件の一審で有罪)が、「最高検幹部が"最高裁幹部と民主党潰しを画策している。大阪特捜部で石井一を、東京特捜部で小沢を捜査するが、検察が小沢起訴するのは難しいので、最高裁が検察審査会を利用して起訴する計画である"と私に打ち明けた」と知人に語っていた。
<09年4月、最高裁事務総局が東京の検察審査会組織を改組・人事異動実施>
東京第一、第二の2つの事務局を、第一から第六までの6つの事務局に分割。東京第五検審事務局職員は傳田みのり事務局長、金子政之事務官の2人。東京第一検審事務課長に手嶋健氏を据え、審査員選定業務等を担当。
<09年5月、改正検察審査会法を施行>
2回の起訴議決で強制起訴できるよう法改正していたが、その法案を施行。
<09年5月、最高裁事務総局が"審査員選定クジ引きソフト"作成、検察審査会に配布>
・"審査員候補者名簿にない人"を審査員候補者に追加ハンド入力可能
・"審査員にしたくない候補者"を自在に消除できる。
・上記の追加入力情報と消除情報は画面上に保存されない。(選定クリックと同時に情報が消える)
<09年9月〜10年6月、4回のクジ引きで、審査員・補充員44名を選定(?)>
時期 ソフトで審査員選定 審査員任期 備考
09/9 9年4群 審査員6名補充員6名選定 09/11/1〜10/4/30 一回目用
09/12 10年1群 審査員5名補充員5名選定 10/2/1〜10/7/31 〃
10/3 10年2群 審査員6名補充員6名選定 10/5/1〜10/10/31 二回目用
10/6 10年3群 審査員5名補充員5名選定 10/8/1〜11/1/31 〃
注:各群審査員候補者100名は、東京の場合、32の選挙管理委員会が選出し検察審査会に提出される
注2:補充員は審査員が都合で出席できない場合、替わりに審議、議決に加わる
「テーブル上の審査員」しか選んでいないと思われる。(「審査員であること」を本人に告知していない)
<10年1月、検察が、元秘書石川議員らを威し「収支報告書の記載ズレに小沢氏が関与した」との供述取り>
<10年2月、東京地検特捜部が陸山会事件で3人の元秘書を起訴>
<10年2月、14組(男8人女13人)が東京第五検察審査会に小沢不起訴を不服として申し立て>
<10年2月〜検審事務局が小沢事件及びその他事件について、架空の審査会議スケジュールを決め、関連書類偽造>
決めた審査会議開催日毎に、「テーブル上の審査員」を会議出席者として割り当て、その出席者名簿、日当・交通費に関する歳出支出証拠書類等を偽造。(「テーブル上の審査員」には日当・交通費は振り込まれていないと思われる)
<10年4月27日、東京第五検察審査会事務局「4月27日審査員全員一致で起訴議決した」と発表>
議決要旨および審査員平均年齢34.27歳と公表。公表した審査員平均年齢34.27歳の人達は、選管選出候補者名簿にない、事務局(=最高裁)が恣意的に決めた「テーブル上の審査員」と思われる。
審査員は存在せず、検審事務局と審査補助員で議決書を創作したものと思われる。
<10年7月、東京第一検察審査会に申し立てられた小沢不起訴事件(2007年収支報告書記載ズレ)について、一回目審査で「不起訴相当」と議決>
審査員はその平均年齢が50歳で、この審査員は正当なクジで選ばれたものと思われる。
<10年9月8日、検察審査会事務局(=最高裁)が「審査補助員がやっと決まったので、審査が本格的に始まり、議決は10月末になる」と新聞社にリークし、6紙が一斉報道>
<10年9月8日〜9月14日、民主党幹部が"代表選挙前の小沢起訴議決"を依頼した?>
依頼ルートは、仙石元官房長官→江田五月議員→竹崎博充最高裁長官→最高裁事務総局→検察審査会事務局か?
審査員がいないのであれば急遽の議決も可能。
<10年9月28日 斉藤隆博東京地検特捜部副部長が検察審査会に出向き、"検察の捜査概要"を説明>
斎藤副部長は、議決前に検審に行って説明していない。
検察庁の出張管理簿には齊藤副部長が議決前に検審に赴いたという記録がない。
9月28日に集められたのはダミー審査員?
<10年10月4日、検察審査会事務局「9月14日起訴議決をした」と発表>
議決要旨と審査員平均年齢30.9歳を公表。
公表した審査員平均年齢30.9歳の人達は、選管選出候補者名簿にない、事務局(=最高裁)が恣意的に決めた「テーブル上の審査員」ではないか?
<10年10月 検察審査会(=最高裁)が、審査会議の存在のアリバイ作りとして、嘘の情報をリークし、朝日(10月5日朝刊・夕刊)と読売(10月6日朝刊)が報道>
ありえない審査員情報や議決前後の審査会情報が報道された。
<10年10月中旬 検察審査会事務局が3度の平均年齢訂正>
「2回目審査員平均年齢30.9歳は若すぎる」といわれ、「37歳の人を足し忘れていたので33.91歳」と訂正。「37歳の人を足し忘れたとすると、34.27歳になるが?」と指摘され、「これまでの数字は忘れて欲しい。平均年齢は最終的に34.55歳になる。一回目も計算し直すと34.55歳。」と訂正した。(http://civilopinions.main.jp/2012/06/621.html参照)
<議決公表以降 "架空議決疑惑""平均年齢の怪"について市民らの追及でわかったことは>
@最高裁事務総局が、以下のように検審事務局を管理・コントロールしていて、イカサマ起訴議決を主導したと思われる。
・検察審査会事務局職員に裁判所事務官を充て、異動.昇進.昇給等人事の全てを行う。
・検察審査会業務で使う規定、マニュアル等を作成する。通達文書等にて業務指示
・審査員選定クジ引きソフト作成、審査員候補者名簿のチェックなど行う。
A審査会議の開催日、開催回数、会議室部屋名等一切開示しない。会議録も開示しない。
B審査員および審査員候補者の個々の年齢、生年月日、生年月も一切開示しない。
現在のところ、審査員の実在や審査会議が開かれたことを証明する確たる証拠は何ひとつない。
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