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竹島発言問題は野田首相の引責退陣によってのみ正しく解決される
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2012年08月16日 天木直人のブログ
李明博韓国大統領の天皇侮辱発言の深刻さを日本の指導者もメディアも
軽視しすぎているのではないか。
いや、皆その深刻性について内心は感じている。
どう対応すればいいか、誰も分からないだけなのだ。
ならば言おう。
これは暴言を吐いた李明博韓国大統領と、それを許した野田首相の責任に
帰して、日韓両国関係の悪化に繋がらないように早急に終結するしかないのだ。
それが今後の日韓関係と日韓両国民にとっての唯一、最善の方策である。
考えても見るがいい。
その成立過程でどのような経緯があったにせよ、天皇は我が国憲法第一章
で謳われた日本国民の象徴である。
英国のエリザベス女王を隣国のドイツやフランスの首相がここまで侮辱するだろう
か。
選挙のためだからといって米国の大統領がエリザベス女王に暴言を吐くか。
もしそんなことが起これば発言した元首も、その発言を許した元首も、国民の
声によって即刻辞任させられるに違いない。
今回の暴言問題は領土問題や歴史認識問題を超えた国家の根幹に関わる一大
外交問題なのである。
歴史認識の問題はこれからも時間をかけて両国国民間の問題として歴代政権が
取り組んでいけばいいし、そうしなければならない。
そのためにも国家間の信頼と敬意は守られなければならないのだ。
それを国民に垂範して行なうのが大統領や首相の役目である。
李明博大統領と野田首相はその責任を取らなければならない。
野田首相は一刻も早く、このような発言を許した自らの政治責任を表明して
内閣総辞職をするのだ。
それと引きかえに李明博大統領に引責辞任を迫るのだ。
これこそが野田首相の最後のご奉公である。
果たしてそれを言い出すメディアがあらわれてくるだろうか・・・
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