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藤井氏は、戦争体験を淡々と語った
小沢さん、日本のためにおやめなさい!民主・藤井裕久氏が直言
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120815/plt1208151538013-n1.htm
2012.08.15 夕刊フジ
民主党の藤井裕久最高顧問(80)が、8月15日の終戦記念日に合わせて単独インタビューに応じた。終戦時、中学1年生だった藤井氏の忘れられない戦争体験と、戦後67年を迎えた日本への思い。かつて政治行動をともにした新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)や、現在の政治状況についても語った。
「昭和19(1944)年に、東京都小平市の農園に学童疎開した。ある日、外にいると空に黒点が見えた。日本の戦闘機だ。米軍のB29爆撃機が近くの軍事工場爆撃に飛来したのを迎撃する戦闘機だ。激しい撃ち合いが始まり、ついには日本の戦闘機がB29に体当たりし、B29はバラバラになって墜落した。日本の戦闘機も火を噴いていた」
藤井氏は死も覚悟した体験をこう語った。日本のパイロットはパラシュートで脱出を図ったが、そのパラシュートにも火が付いていたという。
「翌日、B29の墜落現場に行った。あまりの空腹のために、食べ物が落ちていないか探すためだった。そこには米兵の無残な遺体が横たわっていた。爪を赤く塗った女性通信士のものもあった。12歳の私には『怖い』とか『悲しい』とか感じる余裕はなかった。ただ、戦争は二度と起こしてはいけないと思った。どちらが勝っても国民に犠牲が出る」
藤井氏は東大卒業後、旧大蔵省に入省。田中角栄内閣で、二階堂進、竹下登両官房長官の秘書官を務めた後、政界に転じた。以来、一貫して「平和主義」を主張しているが、そのルーツがこの戦争体験だ。
「田中先生はかねがね『戦争を知っている人間が社会の中核にいる間はいいが、戦争を知らない人間ばかりになると日本は怖いことになる』と言っていた。まさにその通りだ。ヨーロッパにはネオナチなど偏狭ナショナリズムが1割いるが、日本はそれより少なく安定していた。しかし近年、それが増加する危険が出てきた」
日本固有の領土である北方領土や竹島、尖閣諸島をめぐり、ロシア、韓国、中国との関係が微妙になっている。
藤井氏は「それを防止するには、国内政治が安定することが重要。それなのに今の政治は、足の引っ張り合いばかりだ」といい、かつて同志だった小沢氏が現在、政局優先で立ち回っていることなどを、こう語った。
「小沢氏は、田中氏から十分に薫陶を受けたはずだが、平和に対する認識も含めて、われわれとはどうも異なるようだ」
フジテレビ系「新報道2001」の最新世論調査(12日放送)では、次期衆院選の投票先として、民主党も11・6%だったが、小沢新党も2・8%だった。藤井、小沢両氏らが1993年、自民党を離党して新生党を立ち上げた際は、政治改革へのわき上がるような期待が寄せられた。
「当時は新しい政党を作ると、国民の期待を集めたものだ。だが今は、『またか…』といわれる。国民に見透かされている。小沢さん、あなたが求められる時代は終わった。日本のために、もう、おやめなさい」 (安積明子)
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