26. グッキー 2012年8月16日 07:29:11
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: JMM8VytInE
>>25 AX9RzbOfUgさんでは経済は穏やかにレスしましょう。 >だから、世界的な規制っていろいろ必要なんだけど、金融危機後のG20でも、何にも決まらなかったんだよね。 今、世界はユーロと同じ問題を孕んでいます。 ユーロ国なんかユーロの市民は誰も造りたくない。しかしユーロを護るために銀行同盟だ、財政同盟だとユーロ国を造らなければ成らないという。こんなこと上手く行くわけが有りません。 世界は経済をグローバル化した。グローバル化すれば世界政府が必要になります。 しかし世界政府などどこの国の国民も望んでいないのです。 しかし経済のグローバル化は多国籍企業に取っては非常に有利な環境と成るので、TPPとかFTAなど、どんどんグローバル化を進めようと圧力をかけます。 >今って、法人税を上げるというと、すぐに「海外に出て行くぞ」が企業の脅し文句になっている。 これは仕方の内面もあるのです。グローバル化により海外企業と競争しなければならないので、競争条件が同じでないと競争できないのです 韓国、アイルランド、法人税15%、値下げ競争の先頭を走っています。 アイルランドなどベイルアウトの交換条件として、法人税を上げろとEUから言われていますが頑としてこれは応じません。 かくて法人税の値下げ競争は止まらないのです。 まあ、日本の中で自治体が勝手に消費税率を決めるようなものですね。 これでは消費税の値下げ競争が起きます。 >お調子者のクルーグマンが、最近、世界中の国が財政出動すれば不況は終わるとか言い出してるけど(笑)。スティグリッツとかの後追いで日和見主義の人だけど、時流に乗るのはうまい。 経済史的に見て財政政策しか景気拡大への有効手段は有りません。対症療法に過ぎませんが。 後は輸出ですが、これは失業の輸出だと経済戦争になります。 戦前の経済学の巨星と言われる人たちは、どういう経済構造にしたら上手く行くだろうかと散々考えました。経済学の論争のほとんどが経済構造という根本的問題からでした。 今は現状の経済構造の中でどういう政策をとれが良いかということしか考えません。 >そのくせに、EU市民が選んだわけでもない、ブリュッセルの官僚が頭でっかちに緊縮路線をしいている。世界中が緊縮財政という疫病にかかってるんだね。 均衡財政というのは、30年代のはじめフーバーが新古典派経済学に基づき取った政策です。そのためアメリカ経済はどん底まで落ちていきました。 現在もエコノミストのほとんどは景気が回復するなどと信じている人は居ません。 みんな破滅を予感しているのですが、有効な解決策を持ち合わせている人が居ません。 >この点、中央銀行の独立ってどの程度必要だろうか?財政法が禁じているので、国債の日銀引き受けはできないと言っているけど(高橋洋一いわく、嘘)、その抜け穴として政府発行紙幣みたいな案が出てくるわけ側面もあるでしょ?インフレは怖いかも知れないけど、今のシステムって何か問題だよなあ。 法を変える為に国会は有ります。 今でも毎年、赤字国債特例法案というのを造り、法で禁止されている赤字国債を出しています。 法がどうなっているかより、まずどうしたら良いかを考えるのが先でしょう。 >不況では乗数効果なんて全く当てにできないし、公共投資の意味って、やはり雇用の確保(失業の最小化)だと思う。それがどれだけ国民生活に利益をもたらすかっていう原点に戻る必要があるだろうな。 乗数効果は必ずあります。お金は回転するものだからです。政府から仕事を受注して働いて丘陵を貰ったら、その給料をまったく使わないということは無いでしょう。 よく乗数効果1,6とか1,7とか言われるでしょう。これは1年間に限った数字です。お金を増やせばその後もずーっと回転するのです(貯蓄にならない限り) >ヘリコプターマネーって、乱暴なものが多い政府発行紙幣の議論の中でも、比較的洗練されてる方法らしいね。国債の日銀引受と違いは、これは反デフレ効果も狙うものみたいね。マネーサプライは増加するんだけど、でも、一時的効果はあるだろうけど、その効果が心理的な効果を含めてどの程度の影響力を持つかで変わるだろうって指摘する専門かもいるね。心理的に落ち込んだ状態ではどうかわからないって指摘もあるね。政策って難しいんだな。 日銀の金融政策による銀行へのヘリマネは投機(仮儒)を招くだけです。 ガソリンや穀物価格が上がって給料が上がらないというインフレです。 まあ、悪徳米問屋が米を買い占めて儲けようとするのに、資金を提供しているようなものですね。 財政政策による実体経済へのヘリマネでなければいけません(実需を増やす) >ともかく、経済は全くの門外漢の私でも、今すぐ財政破綻だとかいう財務省のプロパガンダには絶対引っかからないな(笑)早く、日本国民の常識の範囲になって欲しい。 財政破綻なんて信じている人が居るのか疑問です。 何しろ日銀が最後の買い手でついているのですから。(その前に市場に行き場の無い金が溢れているが。) だからどんどん銀行が国債を買い至上最低金利なのです。 よくぬけぬけと至上最低金利なのに財政破綻などと言いますよ。 財政を堅固にしなければ国の将来が危ない、だから国民に犠牲を強いるのは仕方が無い。 つまり自分たちの既得権を堅固にするためには、国民に犠牲を強いるのは仕方がないということです。 |