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この一週間、民主党、自民党、公明党による消費税増税法案の参議院通過と、それに伴ってか、自民党による衆院解散を野田政権に迫る『近いうちに』という茶番を、見せられたわけである。しかし、なぜ政治はここまで最悪に腐ったのか。
戦前、戦後を通して。いや、ここまで政治が腐ったのは江戸時代どころか、室町時代あたりにまで遡る必要があると思うが過去ありえない。だが、民意がそういう政治を選んだかというとまったくそうではない。2009年の政権交代の選挙も、自民党が長年、政権与党にいることで既得権そのものと化して腐敗し、腐敗するだけならまだしも、ジュニア政治家だらけで、能力という面でどうしようもないから、ここは一度、政権交代を行い、権力のバランスをとろうという意識が国民にあったことが第一。
またそもそも自民党が官僚寄りの政治を続け、民主党が、官僚腐敗のシステムのリセットを掲げたこともある。そのうえで、民主党が二大政党の一角として育てばいいし、自民党が野にくだることで、国民政党としての原点に立ち返り、復活をしてほしいという願い。国民の判断自体はまっとうだった。
しかし、何がおかしくしたかというと、根本的には、マニフェスト、つまり政治公約をここまで全部が全部、反故にしたとしても何の罰則もない、システムに問題あると思う。今の民主党が典型的だが、これだけウソをつきまくって政権を盗んでも、なんら罪に問われることはない。
むしろお金を握るから、本来は批判勢力であるはずのマスコミを抱き込み、新聞のほぼ全紙が増税賛成という、普通の先進国ではありえないような異様なある種の言論コントロールがおきている。つまり、ウソをついて政権を盗んでもまかりとおり、なんでもありになっているこのシステムがおかしくて、詐欺罪のような何かしらの罪で、こういう連中を逮捕できないか。
まあその法律をつくること自体が国会だが、しかし、国会がシステムとして機能しなくなっている大きな本質的な原因は、この詐欺罪の不備だと思うので、ここはなんとかできないのかなと、毎回、思うのである。
http://ameblo.jp/aobadai0301/
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