(誰もがこの人の成り上がり願望に飲み込まれてしまうのか)
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2012年08月12日
橋下徹大阪市長に使い捨てにされる人々
2012年8月8日に公表された全国学力テストで、前回の調査から順位を2つ下げ、全国ワースト2位となった大阪府。 この学力調査について、知事の時代から持論を展開してきた橋下大阪市長にとっては、 取り繕いようのない事態になりました。
大阪府といえば、2008年に当時府知事だった橋下大阪市長が、序列化につながるとして、 市町村別の成績公表を禁止している文部科学省に対し、「バカ」と発言しました。 そして、2009年1月、橋下府知事は学力テストの結果に
「学力も低かった。体育も低かった。これで何が残るんだと」
と述べ、肝いりで教育委員を取り換えました。
さらに、橋下市長は、学力ランキングの公表がいい意味で競争心をあおるだけでなく、 教育対策にもつながり、学力向上にもつながるなどと主張して、塾講師を起用して成績アップの政策を行いました。しかも、学力テスト結果を公表し競争させることに効果があると主張し、2011年からは大阪府独自の学力テストも実施しているのに、順位が下がっちゃったんですから(笑)。
橋下市長はこの惨敗に関して、8月8日、
「教育委員会に全責任がある」(!)
と述べ、自身に責任はないとの見解を示しました(呆)。まあ、そういう人ですよね、この人は。この人が教育委員を任命して、陰山さんなんかは教育委員長になっているんですが、橋下市長は任命責任なんて考えたこともないのでしょうね。
トップが、俺に任せろ、じゃなくて、責任は全部部下にある、ですから、大阪府市職員の意気も上がらないことおびただしいでしょう。
橋下・維新の会の教育基本条例案に、橋下府知事肝いりの委員を含め教育委員全員が総スカン
(何を言っているんだかわかりませんが、自分が責任を取らない「仕組み」を構築することは間違いない)
地域政党「大阪維新の会」が次期衆院選の候補者養成を目指して開講している「維新政治塾」の名簿が雑誌「週刊ポスト」に流出した問題で、維新代表の橋下徹大阪市長は2012年8月7日、
「塾生に大変申し訳ない」
と謝罪した上で、
「(流出に)罪となるべき刑法上の罪名が見当たらないので、被害届を出さない。内部の問題として対応し、調査を徹底する」
と記者団に述べたというんですが。。。。まあ、こんな基本的な情報管理もできない政党が政治をしたらダメでしょう。。。ということは、ひとまずおいて。
まず、紙媒体の名簿を職員らが持ち出したのなら、名簿に対する窃盗罪(刑法235条)は問題なく成立します。
データの持ち出しでも、維新の会のUSBなど有体物を持ち出していればやはり窃盗罪。
データそのものをたとえばメールに添付する形で職員や議員が雑誌社に送ったのなら、背任罪(刑法247条)や偽計業務妨害罪(刑法233条後段)が成立しうるでしょう。
実務的に言うと、犯人が捕まって真相がわかるまで、誰がどんな形態で情報を持ち出したのか分からないのだから、罪名を連記して、被疑者氏名不詳で被害届を出すのが普通です。
橋下市長が言うような、罪名が見当たらないから被害届を出せないなんてことはあり得ませんから、本当は、警察の捜査が入るとよほど困ることがあるのでしょう。再発防止のためには徹底究明するべきなのに、維新の会は来てくれた塾生の利益は度外視して、保身を図っているわけです。
刑法上の罪名が見つからないだなんて、言い訳以外の何物でもありません。2011年の大阪市長選挙で平松前市長への支援を求める職員リストが見つかった問題では、「大阪維新の会」の市議団が「市の内部データの流出があった」として、ざっくりと「地方公務員法違反」ということで刑事告発したじゃないですか。
結局、捏造された偽物リストだったんだけど(爆)。
大阪市ねつ造リスト職員は維新政治塾に応募 最低なのは市議会ではなく過ちを謝れない橋下維新の会
橋下市長自身、塾生名簿流出に関して
「個人情報の流出は、企業なら倒産しかねない大問題で、塾生に申し訳ない」
と述べていましたが、これはただの個人情報じゃないですよ。維新の会という地域政党の候補者として、衆議院選挙にも出馬しようと思っているという、個人の思想信条の中核をなす情報です。支持政党どころかそこから選挙に出ようと思っていますという情報ですから、こんなに重要なプライバシーはありません。
現に職場などに内緒の塾生もいたそうです。
しかし、これから維新の会の候補者になれるかどうかの剣ヶ峰の塾生が異議を申し立てることなんてできないでしょう。そんな、身内の、極めて重要なプライバシーが侵害されて公開されたのに、警察の捜査を拒むだなんて、橋下維新の会にとって塾生なんて捨て駒に過ぎないのだなあと痛感しました。
本当に「倒産」したほうがいいのではないですか。
さらに、この8月に就任したばかりの大阪市淀川区の公募区長が、自身のツイッターで批判してきた投稿者に対し
「アホか、相当な暇人やな」
などと中傷するような書き込みをしていたことが8月9日、明らかになりました。市長のスタイルの真似ですね。ところが、これに対して、橋下徹市長は同日の定例会見で処分も含めて検討する考えを表明しました。
自分は下のツイートのように、数えきれないくらいしょっちゅう他人をバカ呼ばわりしているのに、どういう理屈を今回はつけるのかなあと思ったら
「区長は公選職じゃなく一般職。僕と同じやり方ができるかといえば、そうではない」
ですって。意味わかります?選挙で選ばれた人は他人をバカと言ってもかまわないが、一般職の公務員はアホといってはならないということですか。そこまで、選挙民は白紙委任してませんよ(笑)。
橋下市長が公募区長に辞令を渡した8月1日には
「思う存分やってください。最後は僕がなんとかしますから」
と言ってたんですがねえ。いきなり、はしごを外された公募区長たち。橋下市長に
「公人にプライバシーも基本的人権もない」
だなんて言われてますが、これからどれだけ捨て駒にされるんでしょうね。そんな区長が区民を大切に扱えるとも思えません。
教育委員、維新塾塾生、公募区長。自分が選んだはずの人々を切り捨てる橋下市長は、自著『まっとう勝負!』で、冒頭の画像のように政治観を述べています。
「なんで『国民のために、お国のために』なんてケツの穴がかゆくなるようなことばかりいうんだ?政治家を志すっちゅうのは、権力欲、名誉欲の最高峰だよ。 自分の権力欲を達成する手段として、嫌々国民のため、お国のために奉仕しなければいけないわけよ。ウソをつけない奴は政治家と弁護士にはなれないよ!」
そして、彼は、かつて週刊誌や月刊誌で一族のプライバシーが報道された直後に行った、大阪府知事辞任後初の街頭演説で1000人を超える聴衆の前で、彼はこう叫んだのだそうです。
「父親が正式な暴力団員だったって、週刊誌読んで初めて知ったんです。うわさ では暴力団“関係者”とは聞いてましたが…」「これはしょうがない。死んだ親父のことだから。しかし、今の権力構造を変えるには、坊ちゃんやお嬢ちゃん じゃできませんよ!!実の父が暴力団員?結構毛だらけだ!!実の父がガス自殺、結構毛だらけ!」
橋下氏は、上のツイートにあるように、この報道がお子さんに与える影響を気にしておられるようなことを言っていたのに、それは雑誌批判のためのパフォーマンスだったようで、自分の当選のためなら、ご本人が大聴衆の前で、家族でもなんでも利用するという態度です。
自分が自分の家族を踏みつけにしてのし上がろうとする。これまでの幾多の権力者に見られた姿です。ましてや、赤の他人をや。
彼は、ただ成り上がりたいだけなんですね。自分だけが可愛くて、身内を含めて他人はそのために利用する道具にしか過ぎないのでしょう。実に可哀想な人です。
そして、そんな彼に使い捨てにされる人々は、ある意味自業自得とはいえ、本当に、本当に不幸だと思います。それが、全国民に波及する前に。
橋下徹氏は権力欲を満たすためには自身のお子さんまで利用する。「絶対的な権力は絶対的に腐敗する」
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/dcf42e0a643baf70b0e6acd9da9e285c
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