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野田佳彦首相は、10月解散、11月総選挙で民主党を惨敗させ、同志の落選、民主党政権崩壊の戦犯となる
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2012年08月13日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「近いうちに」と言った野田佳彦首相の言葉の解釈をめぐって、政界内外で様々に取り沙汰されている。久しぶりに出会った者が、相手に「近々にメシでも食おう」と声をかける。大概は、その場のリップサービスで、本気にする者はいない。これを称して「近かメシ」と言う。だから、言われた方は、アテにしてはならないのである。
だが、谷垣禎一総裁は、うぶなのか、バカ正直なのか、本気で受け止めている。そうなると、言った方は、どうしてもこれに応えなくてはならなくなっている。追い詰められているとも言える。
◆これまで散々、いろいろな人を騙してきたり、裏切ってきたりしてきた野田佳彦首相は、これ以上騙したり、裏切ったりできなくなったと観念しているらしいのだ。というよりは、騙した相手である国民有権者に向かって、これ以上、ウソで固めた「公約」を示したところで、だれからも信用されないということを、やっと自覚した模様である。一度、人を裏切り、信用、信頼をなくしてしまうと、これを回復することは、極めて難しい。
最悪だったのは、野田佳彦首相が、いかにも将来の子どもたちを含めて国民のために消費税増税に懸命になっていたというのは、実はウソで、景気浮揚に税の増収を実現できず無能さを糊塗するしかなかった勝栄二郎財務事務次官の功績づくりのために、消費税増税法案の成立に必死になっていたということが、だんだんとバレてきたことである。
政治力のない野田佳彦首相のような政治家は、所詮、狡猾な財務官僚の掌の上で、タヌキ踊りをさせられるしかない。財務官僚に画を描いてもらい、振り付けまでしてもらい、ついでに「霞ヶ関文学」の作法で「セリフ」も考えてもらうのである。「近い将来」も「近いうち」というセリフも、みんな勝栄二郎財務事務次官が考えついた下手な作品であった。
繊細な感性の持主である日本人は、「近い将来」という言葉の「将来」にアクセントを置くので、「未来」という感覚を抱き、「近いうち」は、「近い」にアクセントを置いて、本当に「ごく短い日時」という感覚で受け取る。これが外国人になると、「近い将来」=「近いうち」は、同意語であり、区別がつかないのである。
◆それでも、国会日程というタイムスケジュールの大枠のなかで動いている国会議員という政治家には、「制限時間」という制約がある。これをベースに「近いうち」を解釈するならば、自ずと「いつごろ」という具体的な時期を割り出すことが可能となってくる。
下野新聞SOONが8月11日午後8時44分、「首相『10月解散』示唆か 自民幹部に、前原氏も言及」という見出しをつけて、以下のように配信している。
「野田佳彦首相が今月初め、衆院選の時期をめぐり、自民党幹部に『10月解散、11月選挙』と受け取れる発言をしていたことが11日分かった。首相は9月の民主党代表選で新たな代表が選出されると、新代表はその後の衆院選敗北で辞任に追い込まれかねないと指摘。自身が代表に再選された上で、選挙結果の責任を負うのが望ましいとの認識も示した。解散時期については、民主党の前原誠司政調会長も11日、秋に想定される臨時国会での解散に言及。自民党の石原伸晃幹事長も首相の意向として『10月解散』の可能性を指摘した。ただ自民党は今国会中の解散を求めており、駆け引きが続きそうだ」
この記事は、野田佳彦首相が、すでに次期総選挙での大惨敗を予感していることを示している。野田佳彦首相は、10月解散、11月総選挙で、民主党惨敗を自覚しており、同志の落選、民主党政権惨敗の戦犯となる。要するに、野田佳彦首相は、国民に消費税増税の重い負担を課して、その持ち金を搾り取る法律を成立させた報いとして、民主党崩壊を招くことを承知しているのである。民主党の国会議員を犠牲にして、消費税増税法案を成立させ、民主党政権を壊滅させた首相として日本政治史上、計り知れない悪名と汚名を残すことになる。
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