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民自公の談合・密室政治の実態が明らかに。早くも国民不在の言い合いが始まる。
http://31634308.at.webry.info/201208/article_12.html
2012/08/12 22:16 かっちの言い分
解散をめぐって、「近い内に」の解釈をめぐり、民主、自民が自分の解釈で言い合いを始めた。谷垣氏の側近の川崎氏は、「(国会会期末の)9月8日までに解散に追い込み、そうなると9月末か10月の選挙(投開票)になる」と述べた。「首相の念頭にあるのは10月解散ではないか」と指摘。そのうえで「9月8日までの今国会中に首相に『解散します』と言わせる状況を作っていくのが幹事長としての仕事だ」と強調した。
一方、民主党の方では、前原氏は9月の代表選で野田佳彦首相が再選された後、秋の臨時国会で特例公債法案や選挙制度改革法案、補正予算案を成立させたうえで解散に踏み切るとの見通しを示した。
まるで、芥川龍之介の「藪の中」である。自民党は特例公債法案は選挙後でいいと述べている。谷垣総裁とどんな約束をしようと、野田首相がケツを捲くれば解散は出来ない。結局、約束が違うと自民党が騒ぎ出して、問責決議案を出すような気もする。その時になって、消費税増税を通すため不信任案に反対したことを後悔しても、後の祭りである。
野田首相自身が、解散について面白いことを述べている。首相は9月の民主党代表選で新たな代表が選出されると、新代表はその後の衆院選敗北で辞任に追い込まれかねないと指摘し、自分が代表に再選された上で、選挙結果の責任を負うのが望ましいとの認識を示したという。この論理は一見真っ当な意見のようだが、野田ドジョウ首相の本領発揮の言い草である。こんな後ろ向きの代表に自分の命を託す議員の気持ちが分からない。自分だったら、今から負けるつもりの代表をわざわざ選出して、党の顔として闘おうなどとは思わないだろう。もし本当に野田首相が述べた発言なら民主党内で大問題となっているはずだが、議員の中から批判が上がらないとは、全くおかしな政党になってしまったものだ。
また、これだけ離党者が出て、民主党をガタガタにしてしまった張本人の野田首相に対する批判が沸き上がってこないということも、異常である。小沢氏グループへの対抗意識を、自分たちのドライブフォースとして使っていたことがわかる。小沢氏が居なくなって、自分たちのよるべき立場べき基準値を無くしたようである。つまり、海洋を航海する船乗りたちが、行くべき方位の基準となる北斗七星を無くしてしまったかのようだ。
いずれにしても、民自公の談合政治を無くすには、もう一度、当初の民主党のDNAを持つ「生活」党を躍進させるしか、この国の将来はない。直近の世論調査以下のように出てきた。
消費増税反対が56% 早期解散35%、共同通信調査
http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012081201002023.html
共同通信社が11、12日実施した全国電話世論調査によると、消費税増税法成立に基づく税率引き上げに反対と回答したのは56・1%で、賛成の42・2%を上回った。前回7月調査の反対55・2%、賛成43・4%とほぼ変わらず、反対が依然根強いことを裏付ける結果となった。
民主、自民、公明の3党首が「近いうちに信を問う」ことで合意した衆院解散の時期については、「できるだけ早い時期」が最多で35・1%。「今年の秋から冬」22・5%を合わせると年内解散が57・6%に上った。「来年夏の衆参ダブル選挙」は24・6%、「2013年の早い時期」は10・6%だった。
消費税増税反対は6割に近い人が反対している。このことから、「生活」党が総選挙のマニュフェストに、消費税増税法案の停止法案を掲げるということは、実に理にかなっている。今の中央集権、官僚機構を変えない限り、いくらご飯を食べても、お腹の中の寄生虫によって痩せ細っていくだろう。まずは白アリ退治をしなければならない。
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