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"国民の皆様にお詫び"の強い違和感、不信感
2012.08.11 :(まるこ姫の独り言)
野田政権、財務省にとってはかねてから悲願の消費税増税法案が、参議院でめでたく可決されたが、それに先立って野田首相が官邸で記者会見を行った。
>まず、国民の皆様にお詫びします。先の総選挙で勝利をさせていただきましたけれども消費増税という、国民のみなさまにご負担をお願いするということは、マニフェストには明記しておりません。
>今回、消費税の引き上げというかたちで国民の皆様にご負担をいただきますが、増収分はすべて、社会保障費として、国民のみなさまに還元されるということをお約束したいと思います。
>欧州危機を見ればわかるように、一度、国の財政に対する信任を失われたときに、金融不安・経済不安につながっていき、再びそういう不安が広がった暁に急いで対応しようとするならば、公務員の給与をカットし、国民生活に負担を強いる緊縮策を取らなければならない、ということを目の当たりにしています。日本をそのような国にしてはなりません。
このことについては深く、この機会を利用してお詫びをさせていただきます。
非常に調子の良い言葉ばかり連ねているが、マニフェストを信じて投票した有権者を舐めているのか。。。
マニフェストに載っている事は実行する気なし、マニフェストに載っていない、消費税増税に向けて、自公と談合をしてまで実行に移す、そんな事を期待して投票したわけではない。
国民生活に取って死ぬか生きるかの大問題を、“決められない政治からの脱却”と、実に都合の良い言葉を使って、勝手に突き進む野田政権は危険で恐ろしい。
そして、載っていないことを遮二無二遂行する野田首相がお詫びをすると言うが、お詫びで済むこととは到底思えない。
有権者は公約を信じて投票する。
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その公約が真っ赤な大嘘で、政権取ってしまえばこっちのものとばかりに暴走すれば、議会制民主主義が崩壊してしまう。
それほどの事を、野田首相はやってしまったのだ。
すべてに言えることだが、謝って済むなら警察は要らない。
ひどい前例を作ってしまった。
これからは公約を掲げても、どの党に投票していいか分からず政治に対して究極の不信感を植え付けた。
“増税分ははすべて、社会保障費として”と言い、テレビや新聞だけが情報源の有権者を騙しているようだが、嘘ばっかり。
自公と談合した際、公共事業に使うと明記しているではないか。
社会保障の道筋はいい加減なままの増税だと、増税分がシロアリや、ゴキブリ(政治家)が群がって瞬く間に食いつくされてしまう。
そして欧州危機を引き合いに出して、“公務員の給与をカットし、国民生活に負担を強いる緊縮策を取らなければならない”と脅しをかけているが、これだけ国民に負担を強いておいて、なんで議員改革や公務員改革、行政改革が全然進まないのだ。
公務員の給与カットや、人員カット、議員の特権カットは真っ先にやってしかるべき問題だ。
本末転倒とはこのことだ。
既得権益者に取って都合の良い言葉ばかり連ねて、国民へ何を訴えても、心に何も響かないばかりか、違和感、不信感ばかりが募るだけだ。
野田首相のあばた顔がテレビに出てくると、胸糞が悪くなる。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/08/post-ef17.html
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