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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120810/plt1208101122003-n1.htm
「国民の生活が第一」の小沢一郎代表に、自民党時代から間近で仕え、「側近中の側近職員」「小沢の秘密を知る男」と呼ばれた、元新進党広報企画委員会の松本正仁氏が、10日発売の月刊誌「文藝春秋」にインタビュー取材に応じている。小沢氏の女性の口説き方から、船田元・元経企庁長官との絶縁真相まで、小沢氏の驚くべき素顔を明かしている。
永田町必読の記事は、ジャーナリストの加賀孝英氏による「小沢一郎の『秘密を知る男』」。自民党、新生党、新進党と13年間にわたり、小沢氏側近として行動した証言などが、10ページにわたって記されている。
まず、女性絡みの話題がすごい。小沢氏がクラブホステスの耳元で「夜明けの紅茶を一緒に飲まないか」とささやいた話や、好きになった向島の芸者を雨の日に料亭前で待っていた話、出張先でホテトルの看板に興味を示した話などが並ぶ。
小沢氏の政治的剛腕も注目だが、見逃せないのが、側近といわれた船田氏や、民主党の江田五月元参院議長とたもとを分かった話だろう。
船田氏は新生党政務幹事時代に突然、小沢氏と連絡がつかなくなった。国会運営がうまく転がらない時期で、松本氏に「連絡を取りたい」と相談してきた。松本氏の電話に出た小沢氏は「船田には代わるな」「俺の言うことを大声で復唱しろ」といい、「バカ野郎! 何やってんだ、この野郎!」と怒鳴った。松本氏の復唱を聞き、船田氏はガクッとうなだれたという。
江田氏は新進党時代、札幌のホテルで小沢氏と打ち合わせた後、逆鱗に触れた。しばらくして、小沢氏は「江田を呼び戻せ!」と怒り出し、「反省しろ! バカ野郎! ホテルの前で立ってろ!」と怒鳴ったという。松本氏は、江田氏の悲しい顔が忘れられないと語っている。
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