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衆議院議員 京野きみこ 秋田県第三区
ハム'ず ひとりごと
August 10 [Fri], 2012, 18:48
あとは選挙しかない。
昨夜、8時前、野田総理に対する内閣不信任案が否決された。野田総理に対する信任票は、民主党、国民新党の246票、不信任案に賛成する票は、86票。衆議院議員総数との差数は、棄権または欠席をした議員の数ということになる。
自民党は、7名の議員が出席して、賛成、その他の自民党議員及び公明党議員は、採決時に退席をした。
民主党からは、若干数の欠席者が出たものの、ほとんどの議員が野田総理に信任票を投じた。
分かりにくかったのは、消費増税法案に反対しながら、野田総理を信任、という投票行動を取った民主党議員の何名かの方々だ。消費増税法案の成立を止める唯一の手段が、今回の不信任案提出だった。民主党自民党公明党との三党合意によって、目指すべき社会保障は先送りにされ、逆進性対策は単なる検討事項として、これも先送りされ、これでは、単なる増税法案に過ぎず、社会保障と税の一体改革の名を汚すものだとして、激しい反対の論陣を張り、衆院の本会議場で反対票を投じた方々の、今回の信任は、まことに理解に苦しむ行動だ。
反対したものの、衆院を通過したから、しようがない、という諦めならば、政治家にあるまじき惰弱な事で、国民生活を守り抜く、という気概に欠けるものだと思う。
また、政局に加担することになるから、信任票を投じた、という理屈も理解しにくい。
政局や政党よりも大事なことがある、それは、時期と手法を間違えた増税によって、国の進路を誤ってはならない、国民生活を破壊してはならない、という事だったのではないか。そのように、反対をしてきたにもかかわらず、今、まさに増税法案を参院で採決し、成立させようとしている総理を信任することこそ、政局に妥協する態度なのではないだろうか?一貫して増税法案に賛成してきた方々は、それでいいと思う。だが、反対してきた方々が、信任票を投じることは、まさしく矛盾だと思う。これが、永田町という場所の不可思議さを、改めて認識した夜だった。
亡国の消費増税法案を葬り去るために、残された国民的手段は、総選挙だ。
ここから先は、国民の皆様の選択だ。
http://yaplog.jp/galinaisno1/archive/1624
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