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野田は天皇か…総理の”大権”とは!
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2012/08/10 【稗史(はいし)倭人伝】
首相「解散時期はどんな事情でも明示できない」(YOMIURI ONLINE 2012年8月8日)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120808-OYT1T01044.htm
野田首相(民主党代表)は8日夕、都内で開かれた民主党の両院議員総会で、自民党が確約を求めている衆院解散の時期について、「内閣総理大臣の専権事項、大権として、解散の時期を明示することはどんな事情があってもできない」と述べた。
野田は”大権”と言った。
これは確かに私もテレビニュースで聞いた。
”専権事項”はまあいい。
「大権」
大権(たいけん)とは、君主の政治的な権限のことである。(ウィキペディア)
たいけん 【大権】
旧憲法に定める天皇の権能の中で、帝国議会の参与を経ずに行使されるもの。広く、天皇の国土・国民に対する統治権をもさす。
(三省堂 大辞林)
”権限”はいいが「大権」はダメだろう。
探せばあるかもしれないが、それは比喩とか誤用であろう。
あくまでも「大権」は君主・天皇に属するものだろう。
松下政経塾ではしっかりその辺の思想教育は行っているはずだが。
あるいは本気で野田は天皇に肩を並べたつもりかもしれない。
さて天皇は嘘をつかないが、野田は嘘のかたまりである。
信用する奴はいないと思ったが……。
法案成立の暁、近いうちに信を問う…3党首合意 (YOMIURI ONLINE 2012年8月8日)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120808-OYT1T01187.htm
野田首相(民主党代表)と自民党の谷垣総裁、公明党の山口代表は8日夜、国会内で会談し、社会保障・税一体改革関連法案の早期成立と、法案が成立した暁には、近いうちに国民に信を問うことで合意した。
「近い将来国民の信を問う」という野田の言葉に谷垣は、「喧嘩を売っているのか」とまで言っていた。
「信頼は完全になくなった」とも言っていた。
「近いうちに国民に信を問う」という野田の言葉に谷垣は、「その言葉は重い」とほざいた。
変わったのは、「近い将来」が「近いうちに」というだけである。
もし、二人の会談で解散日の明示がなかったとしたら、谷垣はまれに見る「マヌケ」ということになる。
自民党総裁選挙は9月23日という声がある。
総裁選の告示、立候補受付が始まってからでは、谷垣はアウトだろう。
谷垣としてはその前に解散・総選挙の日程を明らかにしたいところだ。
谷垣:「解散日をはっきり示して貰いたい」
野田:「解散日を言うのはいいが、日付の明示があったことは内緒にしてもらえますか?」
谷垣:「結構。それでいつ?」
野田:「会期末の9月8日では?」
谷垣:「それでは遅い」
野田:「それじゃ、お盆明けの近いうちでは?」
谷垣:「結構、それじゃまた近いうちに」
というようなやりとりがあったのだろう。
これ以外に谷垣の首がつながる道はない。
しかし、民主も自民も公然と選挙準備に入れない。
選挙準備に入ったとたん、民主党からは離党者が続出する。
自民が選挙準備に入れば、野田は密約無視にでる。
自民党は内閣不信任案採決から逃亡した。
疑似野党、隠れ与党であることを自ら告白した。
マスコミは内閣不信任案を提出した6党を「中小野党」と呼んでいるが誤った呼称である。
一斉に使っているところをみると、マスコミ間で呼称の統一が図られたのだろう。
正しくは、「本当の野党6党」、「真の野党6党」、「真正野党6党」と呼ぶべきである。
そして「真正野党」は着々と選挙準備を進めていく。
民主党の代表選挙は、9月21日である。
おそらく、代表選挙が行われても現役総理を引きずり落とすことは難しかろう。
岡田や前原が立っても、こんどは、「総理をコロコロ代えてもいいのか」というこれまでの彼らの言動が跳ね返ってくる。
いま民主党に残っている連中には、野田を引きずり落とす大義名分がない。
谷垣絶体絶命、野田余裕の様子見!
谷垣はただひたすら野田が密約を守ってくれることを祈っている。
「マヌケ」といって、ここまでの「マヌケ」は見たことない。
一票の格差問題があるが、総理の解散権を縛れるのかどうか?
総理の解散権そのものにも疑問はあるが、一票の格差問題は決定的な障害にはならないだろう。
たとえ、最高裁が違憲判決を出したところで、それはずっと先のことである。
それはそのとき考えればいい。
もっとも、この問題を解散延期の口実にするような議論がいずれマスコミから流れて来そうだ。
野田はますます余裕である。
傲慢と狂気を嘘で塗り固めた男、それが野田佳彦である。
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