http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/255.html
Tweet |
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu269.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
--------------------------------------------------------------------------------
悪徳ペンタゴンにしてみればネット右翼も利用されている存在であり、一昔前
の街宣右翼と大して変わらず、街宣からネットに活動場所を移しただけだ。
2012年8月10日 金曜日
◆ネット右翼 外国人に奪われた日本を取り戻すため戦っている 8月9日 NEWSポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20120809_136344.html
ウェブ上で圧倒的な存在感を見せるネット右翼。一部は街頭にも進出しているとはいえ、その実態はなかなか掴めない。そもそもネット右翼とはどんな人々なのか。彼らを長期に亘って取材してきたジャーナリストの安田浩一氏が、その素顔に迫る。
* * *
ネット右翼(ネトウヨ)と呼ばれる若者と接する機会は少なくない。7月末、都内の居酒屋で会った25歳の青年もその一人だった。
「朝鮮人が嫌いだ」と彼は大声でまくしたてた。「朝鮮人は恥知らずだ。犯罪者ばかりだ。日本を貶め、日本人を嫌っていながら、日本に住み続ける。許せない」
混み合う店内で私は周囲の視線を気にしながら、それでも彼の言葉に耳を傾け続けた。空になったグラスが増えるたびに口調はますます熱を帯びる。矛先は黙って聞いているだけの私にも向けられた。
「なめられっぱなしだってことがわかっているんですか? なぜマスコミは朝鮮人の本当の姿を国民に伝えないんですか? あの犯罪民族によって歴史は捏造され、我々は土地も資産も奪われたんですよ。日本人だって拉致されたでしょう。このままじゃ日本が日本でなくなってしまう。それでいいんですか?」
彼にとって韓国と北朝鮮は完全な「敵国」であり、在日コリアンは「侵略者」以外の何者でもなかった。考え得る限りのあらゆる否定的価値が、それらに詰め込まれている。
憎悪に満ちた言葉を次々と吐き出しながら、それでも話題が他に逸れると、彼はどこにでもいる、あまりに凡庸な若者の姿に戻った。中学時代に不登校を経験し、学校という存在に良い思い出を持っていないこと、転職を繰り返す自分に両親が厳しくあたることなどを、そのときばかりは穏やかな表情で私に漏らした。
抱えきれないほどの不安と不満と憤りをどのようにコントロールすればよいのか、彼自身も苦しんでいるように見えた。ある意味、それはあまりに真っ当な若者の姿でもある。耳を覆いたくなるような差別と偏見で彩られた言動を除けば――。
彼が「日本人としての危機感」を持つようになったのは、民主党政権が発足した2009年からだという。それまでは特に政治への関心も興味もなかった。そんな彼を憂国の道に誘ったのはネットの世界である。ネットには民主党政権発足を危惧する言葉があふれていた。各種掲示板で、ブログで、右派系サイトで、日本の危機が叫ばれていた。
売国奴が政権を握った。外国人参政権が成立するのも時間の問題だ。「在日」が日本に反旗を翻す。売国奴と連携した中国が日本を攻めてくる。日本が日本でなくなる。
怖くなった、真実を知った、と彼は言う。本当の敵を発見した、とも言う。外国人が日本を蹂躙し、隅に追いやられる日本人、つまり自分の姿を想像した。それまで想像すらしたことのなかった暗黒の世界が広がった。
そして彼の孤独な“戦い”が始まった。深夜、アルバイト先から帰宅すると愛用するノートパソコンと向き合った。ネット掲示板や右派系のブログ、SNSを巡回する。彼の「お気に入り」は日を追うごとに増えていった。
韓国、北朝鮮、中国といった「特定アジア」(ネット右翼が好んで使う用語のひとつ)、在日だけでなく、マスコミ、労働組合、左派系市民運動といった「新たな敵」も発見した。これらはすべて、日本を貶める売国奴である。有事の際には敵国勢力に呼応して破壊工作に乗じる敵の第5列だ。彼はそう信じた。
それらを討つためにネットに書き込み、危機を訴え、そして日本に必要だと思われる動画を拡散させた。それが彼にとっての「戦争」だった。
――それでスッキリした気持ちになるの?
私は彼に尋ねた。
「するわけないじゃないですか」
彼は即答した。
「ネットでは盛り上がるけれど、現実社会を見れば、いまだ政権を倒すことすらできていない。まだまだ負けているんですよ、僕らは」
そう訴えたときのやりきれない顔つきは、私がこれまで取材してきた多くのネット右翼の言葉や表情に重なった。生真面目さと憎悪、焦燥。彼ら彼女らは危うい情熱に包まれていた。
この春、私はネット右翼と呼ばれる人々の姿を追ったノンフィクション『ネットと愛国 在特会の闇を追いかけて』(講談社刊)を上梓した。取材の過程では、ネット社会から生まれた愛国者たちの怨嗟の声を聴き続けた。
シナ人を追い出せ。朝鮮人を追い出せ。叩き出せ。殺せ。
ネットに書き込まれる言葉が、そのまま口の端に上る。言語感覚にバーチャルとリアルの差異はなかった。
冒頭の青年と同じように、ネットを「主戦場」としている若者がいた。なぜ「戦って」いるのかと問う私に、彼は「日本を取り戻すため」だと答えた。彼は外国および外国人によって日本が「奪われた」と思い込んでいる。憤りの根底にあるのは異文化流入に対する嫌悪と、外国籍住民が日本人の「生活や雇用」を脅かし、社会保障が“ただ乗り”されているといった強烈な被害者意識でもある。
いま自分が立っている場所は、あるべき日本ではないと考えれば、世の中のあらゆる理不尽を「敵」の責任として転嫁できる。雇用不安も経済的苦境も福祉の後退も韓流ドラマやK-POPの隆盛も、すべては「敵」の陰謀なのだ。
「在日が日本を支配している」といった荒唐無稽な主張さえ、「奪われた者」たちにはもっともらしく耳に響く。支離滅裂だが明快ではないか。在日など外国籍住民を略奪者にたとえるシンプルな極論は、一定程度の説得力を持つ。
ネットはそうした怒りの熱源を沸騰させるに最適なツールだ。
かつてネット空間はリベラルなアカデミズムによって独占されていた。いかなる検閲も制約も受けることのない言論空間として、カウンターカルチャーの一種に数えられることもあった。しかし1990年代半ばからのパソコン大衆化に伴い、議論が感情の応酬へと変化するのは必然だったといえよう。
(私のコメント)
「株式日記」は内容的にはネットウヨとダブル部分がありますが、一番異なるのはアメリカに対する見かたの違いだ。自主独立、自主防衛を主張する立場から言えば在日米軍が一番の障害になる。いわゆる「横田幕府」と称される存在も、霞ヶ関や東京地検のバックとなって反米的な政治家に対する妨害工作も露骨だ。その点から見れば中国や韓国を敵視するネットウヨとは見解が異なる。
中国や韓国の反日には、背後にはアメリカの支援があると「株式日記」では指摘してきましたが、ニューヨークタイムズの記事なども親中親韓反日的な記事を書くことからも伺われる。従軍慰安婦問題も朝日新聞が火種となっていますが、朝日や読売はCIAの意向が強く働いている。産経新聞なども親米であることに変わりがなく、最近は左翼も安保反対とはあまり言わなくなった。
軍事的に言っても、中国軍や韓国軍には上陸作戦を行なえる海軍力は無く、尖閣諸島も占領されたとしても自衛隊が出動すれば補給が続かず可能性は低い。今日のニュースで韓国の李大統領が竹島を訪問するようですが、竹島を自民党政権は韓国のなすがままに放置して来た。自民党内には親韓派があり、対韓国外交を優先する為になすがままになってしまった。
韓国がなぜ反日政策をとるのか先日書きましたが、米中が対立する時代になって、韓国は中国にもアメリカにも良い関係を保つには日本に対する強硬姿勢を見せる事で中国の機嫌を取り、アメリカに対しても歴史問題でアメリカの支援を受ける事を外交の基本戦略にしている。だから従軍慰安婦問題もアメリカで活動していますが、韓国の外交政策は日本を敵視して米中に取り入る戦略だ。
しかし米中対決の主戦場は南シナ海であり、アメリカから見れば韓国の戦略的な価値は低下して2015年には司令部機能も韓国に返還される。こうなると韓国の親米勢力と親中勢力のバランスが崩れて米韓関係も弱くなっていくだろう。韓国は反日教育だけではなく反米的な教育も親北朝鮮勢力によって行なわれており、ノムヒョン大統領の時代は反米的になりました。このように韓国は米中関係に翻弄されやすい。
このように韓国にとっては強硬姿勢が取れる国は日本ぐらいであり、中国もアメリカとは対立する事は当面はプラスではないから日本の軍国主義を敵にするしか手はない。このように韓国や中国の反日は都合によるものであり、国内の人気取りの為でもある。アメリカから見ても日中韓の三国が親密化することは好ましくは無く、中韓を背後から反日を煽る事は日中韓分断工作でもある。
このように見ればネット右翼が中国叩きや韓国叩きに熱心なのは分かるが、アメリカにとっても日本で反韓反中の動きが出るのは計算どおりなのだろう。日本にとって一番厄介なのは日本各地に軍事基地を持つアメリカであり、霞ヶ関や東京地検を動かして反米的な有力政治家を次々と失脚させて来た。鳩山総理もルーピー呼ばわりして失脚させましたが、日本に一番内政干渉しているのはアメリカだ。
ネット右翼は中国や韓国の脅威ばかりに偏りすぎていて、一番の支配勢力である霞ヶ関、マスコミ、財界、政界親米派、アメリカの悪徳ペンタゴンを何とかしなければ日本は悪くなる一方だろう。民主党政権になればこれらの悪徳ペンタゴンは弱まるだろうと期待していましたが、彼らの逆襲によって野田民主党政権は完全に彼らの手に下った。
NEWSポストの記事によれば、ネット右翼は韓国、北朝鮮、中国といった「特定アジア」を敵にしていますが、本当の敵は、植草一秀氏の言う「悪徳ペンタゴン」=政治屋(政)・特権官僚(官)・大資本(業)・米国(外)・御用メディアなのだ。三党合意の背後には悪徳ペンタゴンの圧力があり、野田総理も谷垣総裁も同じ穴のムジナだ。悪徳ペンタゴンにしてみればネット右翼を利用してている存在であり、一昔前の街宣右翼と大して変わらず、街宣からネットに活動場所を移しただけだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK134掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。