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サル芝居はウンザリ これで終わった民自談合
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2012/8/9 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
解散がいつだとしても国民の鉄槌が下される
「3党談合体制の最も悪質なものだ」――。消費増税法案と解散をめぐる昨夜(8日)の3党首会談の合意を、「国民の生活が第一」など野党5党が猛批判したが、その通りだ。自民党は「内閣不信任案」なんて提出する気はサラサラなかった。ここ数日の政局は、茶番も茶番。やっぱり野田―谷垣は握っていた。サル芝居はうんざりだ。
きのうは朝から晩まで民・自・公の国対委員長が繰り返し会談、解散時期の“文言”でモメにモメた。自民は、民主が最初に提案した「近い将来」を蹴ったくせに、最後は「近いうち」で合意した。「近い将来」と「近いうち」……。いったいどう違うのか。失笑モノだ。
それなのに谷垣は「近いうち」を「重い言葉と受け止めている。(これが)解散の確約でなくてなんなのか」と強弁する。訳が分からない。日本語としても意味不明だし、ここ数日の政局を見せられてきた国民は、チンプンカンプン、理解不能だろう。
ところが、自民党中堅はこう解説するのだ。
「40分間の野田・谷垣会談のほとんどの時間は2人きりでした。ここで必ず『解散日程』を決めたはずです。お互いの信頼関係で、一札入れているんじゃないか。そうでなければつじつまが合いません。消費増税法案が成立した後、特例公債法案などもろもろやって、会期末解散でしょう」
民主党内の解釈は正反対だ。
「解散の約束? 絶対にあり得ません。民主党内は絶対に許さないし、そんなことをしたら一気に『野田降ろし』です。党の国対も完全否定しています」(民主党閣僚経験者)
◆国民不在の"玉虫色"決着
要するに、野田・谷垣はズルい“玉虫色”で収めたということだ。社会保障をめぐって、自民は「民主党のマニフェストは撤回された」と言い張り、民主は「いや撤回されていない」と反論する。アレと同じ状況だ。国民不在。アホみたいな話だ。
結局、野田も谷垣も、消費増税を成立させたい気持ちは同じ。しょせん、6月に「3党合意」しているのだから、二転三転を繰り返しても、元に戻る。
ホットラインでしょっちゅう電話する仲なんだから、きのうの党首会談なんてセレモニーだ。こんなサル芝居に付き合わされるほど、国民はヒマじゃない。
政治評論家の野上忠興氏がこう言う。
「国民は呆れていますよ。自民党はばかなことをしましたね。地方議員も『こんなことをやっていては自民党は終わる』と嘆いています。次期衆院選の党の情勢調査で200議席以上取れると皮算用し、浮かれて『解散だ』とか言っていますが、冗談じゃない。今回の裏談合で自民党の支持率はまた下がる。100議席になったも同然です」
「近いうち」がいつだとしても、民自談合に国民の鉄槌が下されるのは間違いない。
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