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参議院議員 宮崎県選挙区
いつきブログ
外山斎オフィシャルブログ
2012-08-09 10:41:29「弱いリーダー」
結局、民主党と自民党は最後の最後になって合意した。
この二転三転の動きはなんだったのだろう??
「近いうちに」という言葉。この言葉の解釈はどうとでも取れる。
この言葉で、野田総理、谷垣総裁、公明党は救われたのではないだろうか。
野田総理にとってみれば、解散を直ぐしなくてすむ。谷垣総裁にとっては、これで総裁から引きづり下ろされるのを防げる。公明党は衆参同時と都議会議員選挙のトリプル選挙を防げると同時に、自民党の協調路線も維持できる。
それにしても、民主からの回答期限を「午前中」、「午後4時まで」とハードルを下ろし始めた瞬間から、谷垣総裁の出方というのは多くの方は読めていたのではないだろうか。
事例は異なるのかもしれないが、「不信任に同調」と叫んで、土壇場で頓挫した状況はあの「加藤の乱」と似ていると感じます。あの時も加藤さんの横で土壇場で考えを変えたのが谷垣さんでしたね。
そもそも、消費税増税に賛成の立場で今まで協力しといて、土壇場で「解散の確約がなければ」採決に応じない。それどころか、内閣不信任・問責決議というストーリーにあまりにも無理がありすぎました。そして、動機が不純すぎて、私心がありすぎます。あまりにも国民無視の政治を行ってしまったのではないでしょうか。
それを許す自民党支持者の考えが私には分かりません。普通だったら、こんな二転三転して、最終的には何も得れなかったリーダーなどは、すぐ退陣させられなければならないのですから。
誰も、そんな「弱いリーダー」などは望んでいません。
明日、消費税増税法案は民自公の談合で成立の可能性が高まってきましたが、総選挙を経て我々はこのデフレ下での大増税を阻止してまいります。
http://ameblo.jp/izki-toyama/entry-11323959900.html
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