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自民党 谷垣が早期解散を焦る理由
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2012/8/8 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
不人気首相相手に選挙をしたい
政局がきょう明日でどう動くかはともかく、自民党担当の政治部記者たちもクビをかしげているのが、谷垣総裁の“豹変”ぶりだ。
なぜ突然、解散確約を求め出したのか。そこが分からないというのだ。
「野田首相と谷垣総裁との間では、消費増税法案を成立させたら、直ちに解散・総選挙をやる密約がある。谷垣総裁は増税法案で野田首相を支える。その見返りに、9月の自民党総裁選の前に、解散をするという約束があった。しかし、その約束を野田首相が守る気がないことが分かったので、谷垣総裁はヘソを曲げたのです」(関係者)
「密約違反」とは言えないから、自民党は「不誠実」という言葉を使っている。それで、外部から見るとワケの分からない展開になっているのだ。
谷垣総裁が焦る理由はもうひとつある。
「増税法案が成立したら、野田首相は勝手に総辞職しちゃうんじゃないか。それが心配なのです。いま総選挙をやれば、自民党は220議席取れる、いや240議席も可能という数字は出ているが、それは相手が野田民主党であることが前提。民主党が代表を新鮮な人物に代え、自民党が谷垣総裁のままだったら、結果はどう転ぶか分からない。それを恐れて谷垣総裁は、野田首相に解散時期を確約させたいのです。確約した首相が辞めることは許されませんから」(政治ジャーナリスト)
まあ、それだけに、野田を押し込めず茶番劇の幕が引かれたら、谷垣もオシマイだ。
◇
強硬路線腰砕け=総裁再選に黄色信号?−自民・谷垣氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012080801170
2012/08/08-23:05 時事通信
自民党の谷垣禎一総裁は8日夜、野田佳彦首相との党首会談に急きょ応じた。早期の衆院解散を確約しなければ、消費増税関連法案の廃案につながる内閣不信任決議案などの提出を明言していた谷垣氏だったが、首相の「近いうちに信を問う」との妥協案を受け入れた。解散時期はあいまいなままで、谷垣氏の強硬路線は、腰砕けに終わった。
「近いうちに信を問うということが、(解散の)確約でなくて何なのか」。谷垣氏は会談終了後の記者会見で、険しい表情で何回も繰り返した。そして、首相と2人だけになった場面について問われると、ようやく笑みを浮かべ「(解散について)私の考えを方を開陳したし、首相も考え方を開陳した」と思わせぶりに語った。どこまで突っ込んだ話をしたのか、党内外に臆測を呼ぶのを意識してのことだ。
谷垣氏は同日午前の段階では、表向き強気の姿勢を崩していなかった。民主、自民、公明3党国対委員長会談で、法案成立後に「近い将来国民の信を問う」との妥協案が提示されたことを聞いた谷垣氏は「この内容では党首会談に臨めない」と断言した。しかし、夜に首相から示された案は「将来」が「うち」に変わっただけ。谷垣氏が大きく譲歩した印象はぬぐえない。
自民党幹部によると、党本部に詰めていた谷垣氏は解散時期について首相と約1時間電話で協議したが、調整が付かないまま会談を受け入れたという。党内からは早速「何をふらふらやっているのか」(若手)と批判の声が上がった。
そもそも、3党で合意して衆院を通過させた重要法案を、解散に絡めて廃案にすることも辞さない方針に転じたこと自体が極めて異例。党内では「頭がおかしくなったのか」(森喜朗元首相)と批判が広がり、公明党は「国民に対し説得力はない」(山口那津男代表)と猛反発していた。谷垣氏としては、振り上げた拳を下ろさざるを得なかったのが実情だ。
「これで総裁再選は難しくなった」(参院中堅)。谷垣氏は来月、党総裁選を控えるが、来月8日までの今国会中に解散がなければ、再選に向け一層厳しさが増しそうだ。
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