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http://www.zakzak.co.jp/smp/society/politics/news/20120807/plt1208071127003-s.htm
次期衆院選での躍進が予想される大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会」(維新)に、手痛い不祥事が発覚した。衆院選候補者の卵ともいえる「維新政治塾」の塾生888人の実名リストが流出したのだ。維新は選挙直前まで候補者と選挙区を伏せて、他党やマスコミのあら探しを防ぐ作戦ともいわれていた。橋下氏はピンチをチャンスに変えられるのか。
リストはA4用紙25枚からなり、塾生の番号、クラス、性別、氏名、年齢、住所、肩書などが記されている。永田町では先週来、「維新の名簿が流出し、週刊誌が書くらしい」と話題になっていた。週刊ポストが最新号(8月17、24日号)で、「この人たちが日本を変える 橋下維新『総選挙候補888人』全実名を公開する」と報じ、一気に広まった。
維新幹事長である大阪府の松井一郎知事は6日、「維新の会本部の資料と同じだと確認している」と、名簿が本物だと認めている。
リストの内訳は、男性785人、女性103人の計888人で、年齢層は25−72歳。著名人こそいないが、即戦力となる地方議員や、連携を模索しているみんなの党などの関係者、山田正彦元農水相や手塚仁雄首相補佐官の秘書といった“民主党脱出予備軍”も。元NHK職員のお笑い芸人や、昨年の「国民的美魔女コンテスト」のファイナリスト、マスコミ関係者の名前もあった。
ある維新ブレーンは「玉石混交ではなく石石混交だ」と語ったとされるが、政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「素人が多い印象だ。長年、野党を経験した民主党でさえ政権交代後に素人ぶりを露呈した。期待は裏切られると憎悪に変わる。素人・民主党への憎悪が『維新に期待して大丈夫か?』という疑心暗鬼につながる可能性はある」と分析した。
コンプライアンス上も、大きな失点だ。
選挙プランナーの三浦博史氏は「こうしたリストの流出は前代未聞。家族や会社の上司、同僚に内緒で塾生になった人もいて、執行部への不信につながる。外部からみれば『重要な個人情報も管理できない危うい政党』とレッテルを貼られる」と話した。
一方で、維新は衆院選候補者を選ぶ際、塾生以外にも門戸を開き、公募を行う方針だ。名簿流出が候補者選定に影響を与えるのか。
前出の角谷氏は「国の将来を心配する人がこれだけいる、というだけでも脅威だ。今後は、民主党離党組やみんなの党など現役国会議員側から『(人材不足なら)自分が力を貸したい』という機運が高まってくる。素人集団だった日本新党が、プロ集団の新党さきがけと会派を組み、政権を担うまでになった前例もある」と話している。
維新が台風の目となる現状は変わっていない。
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