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野田首相の慢心が、政局を混乱させている
野田政権“崩壊”寸前!民主幹部が自民に“野田おろし”打診
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120807/plt1208071129004-n1.htm
2012.08.07 夕刊フジ
自民党は7日午前の役員会で、消費増税関連法案を8日に参院で採決するという民主党提案を受け入れることを決めた。ただ、野田佳彦首相が衆院解散を確約しなければ、参院に首相問責決議案、衆院に内閣不信任決議案を提出するとの、基本的な構えは崩していない。野田首相は法案成立のためには、解散を約束するしかないのか。こうしたなか、選挙で惨敗を免れない民主党幹部は自民党幹部に「野田降ろし」を打診するなど、ギリギリの駆け引きが続いている。
自民、公明両党は7日に幹部会合を開いて最終的な対応を協議。公明党は3党合意を重視し、採決前の問責や不信任には慎重だが、党内には「自民党が提出に踏み切れば賛成せざるを得ない」(幹部)との意見が強まっている。
参院は野党が多数を握っており、問責決議案が出れば可決は確実で、審議は空転する。こうなると野田首相が「政治生命を懸ける」とした法案成立は絶望的になる。野田首相は7日、谷垣禎一総裁に党首会談を呼び掛ける方向で調整に入った。
谷垣氏側近によると、麻生太郎、福田康夫両元首相が「3党合意を破棄しろ」とのメッセージを谷垣氏に送り、安倍晋三元首相もその路線を支えている。首相経験者で3党合意順守を求めているのは森喜朗元首相だけだが、森氏に近い町村信孝元官房長官が6日に谷垣氏と面会し、全面支持を表明したという。
この側近は「野田首相が解散まで決断しなくても、ここまで戦った谷垣氏を9月の総裁選で降ろす動きはなくなるだろう。引くことはない」と話し、別の幹部も「自民党への『党利党略』との批判があるため、法案採決の出口はつくった。解散の確約がなければ問責や不信任を出す方針は変わらない」と解説した。
これに対し、民主党の輿石東幹事長は会見で、「解散権は首相にしかないが、すぐに『じゃあ解散します』ということには多分ならない」と解散を拒否。ある民主党中堅幹部は、自民党幹部に「解散なんか絶対しないから。何なら野田首相を辞めさせる」と言い放ち、「首相交代→解散先延ばし」を示唆するなど、首相の地位も駆け引きの材料にしている。
ただ、この幹部は、次期衆院選での当選が絶望視されているため、自民党幹部は「希望的観測を交えてわが党を抱き込もうとしているのだろう」と見透かしている。
一方、野田首相周辺は「このまま総辞職したら、野田首相は『党を分裂させただけで、何もできなかった宰相』として歴史に残る。『民主党は壊れてもいいから、国のために増税法案を成立させる』と腹をくくって、解散に打って出る可能性はある」との声もある。
チキンレースは最大の山場を迎えた。
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