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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012080502000100.html
垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの日本配備問題をめぐって、三日の会談に臨んだ森本敏防衛相とパネッタ米国防長官。共同記者会見などで、十月の本格運用開始を前提に、ともに安全性のアピールに努めた。住民の不安が高まっているにもかかわらず、米側の主張通りに安全面の“お墨付き”を与えたい。森本氏の言動からはそんな日本政府の思惑がより鮮明になった。 (ワシントン・竹内洋一)
「オスプレイの安全性に絶大な自信を持っている」。パネッタ長官は会談後の共同記者会見で、アフガニスタンでの運用実績や自身の搭乗経験を披露し、こう言い切った。その上で「日本の防衛に死活的に重要だ」と配備に理解を求めた。
これに呼応するように、森本氏は会談後に自らオスプレイに試乗した。陸揚げされた米軍岩国基地(山口県岩国市)や、配備が予定される米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の周辺住民らが反発を強めていることを念頭に「非常に快適。想像以上に飛行が安定していた」と記者団に強調。「安全性をどういう理由で確認したかは十分に説明したい」と述べた。
政府は今後、月内にも米国防総省から提供される四月(MV22)と六月(CV22)のオスプレイ墜落事故に関する調査結果を専門家チームが分析。両政府は安全性を確認するまでは日本国内で飛行を行わない方針を確認している。
長官は記者会見で「日本政府から同意を得て運用したい」と述べたが、この日の森本氏の対応を見る限り、本格運用は既定路線であるかのような印象だ。
住民らを説得できないまま、政府がゴーサインを出せば、米の強行配備に加担することになる。地元の不信感はさらに強まり、日米関係は再びぎくしゃくしかねない。
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