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野党7党が共同提出 不信任案可決はあるのか
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2012/8/4 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆ここで谷垣が裏切ったら野田への批判は自民党へ向かう
野党7党が7日にも共同で内閣不信任案を出すことで合意した。各党の思惑はともかく、消費増税法案成立前の提出は、一種の「政局」だが、果たしてこの動きは広がるのかどうか。
焦点は3つだ。まず自民、公明はどうするのか。
「自民党は、問責だ、不信任案提出だと騒いできたが、もちろん、ブラフ。増税法案採決をお盆前にさせ、早期解散を約束させるのが狙いです。そうやって野田政権を揺さぶって、来週中に消費増税を確定させ、お盆明けからは、ゆっくり解散政局をつくろうと考えていた。ただ、他の野党7党が不信任案提出を決めてしまったため、状況は変わった。不信任案に反対したら野田を『信任』したことになってしまうから、それはできない。党内では小泉進次郎など若手が3党合意を破棄しろと騒ぎ、それも無視できない。週明けくらいに野田首相がお盆前の採決と早期解散を約束しないと、自民党も不信任案提出に乗らざるを得ません」(政治ジャーナリスト)
その場合、自民党は違う理由で不信任案を提出。それに野党7党が合流することになる。残る公明党はヌエだから、自民党が腹を決めれば、ついていく。
第2の焦点は、民主党内の造反だ。仮に全野党が足並みそろえて不信任案に賛成しても、可決には15人足りない。そこで鳩山元首相など衆院の消費増税反対組の動きが問題になるのだが、民主党関係者はこう言った。
「消費増税法案の衆院通過に反対しておいて、今度は野田首相を信任するのは難しい。それに総選挙に向けて、彼らは無所属で戦った方が有利と計算しているから、可決できるなら不信任案に乗る可能性が出てきます」
ギリギリ、これもクリアしそうだ。
野田が不信任される光景が迫ってきたのだが、そうなると、消費増税は潰れるのか。これが3番目の焦点だ。
◆民主党内造反派の動き?
「来週にも不信任案が可決されたら、衆院解散か内閣総辞職なので、もちろん増税法案は廃案。パーです。それだけに、財務省や大マスコミがそんな状況を許すのか不透明。自公に圧力をかけることは十二分にあります。ただ、いったん廃案になっても自公が政権復帰すれば、増税法案は実現できるし、自公もそのつもりでいる。総選挙をクリアしたというメリットも生まれる。財務省や大マスコミにとって、不信任案可決は目をつむることができる選択肢なのです」(前出のジャーナリスト)
不信任案可決も、消費増税の廃案も十分に見えてきた。要は、二枚舌のズルいだけの自民党がこの正念場で勝負に出られるかどうかだけだ。ここまで機が熟しながら、谷垣が来週、野田と手打ちして3党合意維持なんてなったら、永久に「裏切り政党」と呼ばれ、増税に反対する6割の批判は自民党に集中する。それだけは覚悟すべきだ。
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