http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/827.html
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この問題を政治版に提示するのは多少もんだいかなとも思うが、最終的には政策の問題にも繋がるし、様々なサジェスチョンが得られる可能性が高いここに投稿するのがベターかなという自分なりの判断でここに投稿させていただきます。
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 中国失速
http://wjn.jp/article/detail/2922027/
おいら経済学とやらにはとんと疎いが、彼の言っていることは直感的に正しいと考える感性は持っている。
ただ、残念に思うのは彼らはこういった事象を限定的に捕らえていることだ。
確かに、資源が無限にあり、世界の成長が永遠に続くならば成長戦略というものも永遠に続く可能性はある。フォードが従業員も顧客であるとして給与水準を同業他社よりも高く設定したことはこのモデルに照らせば理にかなっている。
しかし、問題は資源に限界があり、成長にも限界があることだ。これは数十年も前にローマクラブによって警鐘を鳴らされていたものであり、最近でもピークオイルというような論文も提出されている。
地球上の人口が70億人といわれる中で、資源の限界は超えつつあり、米国では新自由主義が幅を利かせている。NHKのマネー資本主義とか言う番組ではリーマンショック以降なりを潜めていた金融工学という悪魔が、生命保険を証券化し、人の命を弄ぶ有り様そのものが成長が鈍化し人としての有るべき道を踏み外しつつある、資本主義、その中でもシカゴ学派と言われる連中の唱える新自由主義ではないのか。成長が鈍化すれば、既得権益を守るためにあらゆる手立てを考える。しかも、資本を持つ人間が優位にその戦いを進めるということになる。
決して発展途上国で起きていることではなく、世界の警察を自称する米国の数パーセントの人間のために考え出された論理が発展途上国の資産家層に都合よく利用されているに過ぎない。
経済学者は本当は気付いているはずだ。経済が伸びるためには格差が少ない方がいいこと、しかしながら、格差が少なければ資源に限界があることにも気付いているのかも知れない。
人口をコントロールするのか、宇宙に飛び出すのか、成長にブレーキをかけなければならないのか、専門家らしくデータで検証でき、議論できるような論文を提示すべきだろう。
まぁかれは、御用学者よりはまだまともな気はするが・・・。
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