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2012/08/03(金) 09:14:11
三党合意に反対する民主党議員に厳罰を、と要求していた自民党であるが……。
石原伸晃幹事長記者会見(役員会後) 平成24年7月10日
http://www.jimin.jp/activity/press/chief_secretary/117652.html
民主党での造反議員の処分が出揃い、私がコメントするまでもないが、身内に甘く、馴れ合いの政党であることが明らかになった。問題の本質は、実は、これからも反対を公言する人たちを内包したまま、これから進んでいくことの大きな問題点、すなわち法案が施行されるまで大きなタイムラグがある中、反対運動をしていくと、法案が通った後、身内から葬り去る動きが続く。このことに対する野田総理の責任、そういうもの対しての責任が、極めて甘いと、昨日の委員会を聞いて、強く感じた。
「反対を公言する人たちを内包」していることを非難していた自民党である。
さて、それではこれなどはどうするのか?
3党合意破棄し解散を…小泉進次郎氏ら緊急声明 (YOMIURI ONLINE 2012年8月2日)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120801-OYT1T01194.htm
自民党の小泉進次郎青年局長ら中堅・若手の衆院議員は1日、党本部で谷垣総裁に会い、社会保障・税一体改革関連法案に関する民主、自民、公明の3党合意を破棄して否決し、今国会で野田政権を衆院解散に追い込むべきだとする緊急声明を手渡した。
合意破棄を求める理由は「(民主党が)法案採決の先延ばしさえ画策している」などとした。
小泉進次郎が三党合意を破棄しろと言った。
自民党は、「反対を内包したまま」の民主党を非難して、法案成立後の内閣不信任案提出を目論んでいた。
しかし、自民党自身が、「三党合意に対する反対を内包」してしまったのである。
これまで口を極めて民主党を非難してきた自民党は困るだろう。
しかし、小泉進次郎の言い分もまるで意味が分からない。
法案そのものに反対というわけではないらしい。
野田が言う通りにしないのが気に入らないだけなのだ。
解散の三党合意ができていたのか?
それとも暗黙の合意なのか?
おそらく、野田にとぼけられればおしまいという程度の合意だったのだろう。
自民党の言い分は、野田が解散すると言うから賛成してやったのにということである。
しかし、自民党は解散と引き替えに、国民を苦しめる消費税増税に賛成したのか?
今更言うほどのことではないが、自民党にとって国民の生活などは関心の外らしい。
それにしても、これほど筋の通らぬ事を平気で主張するこの連中の頭の中はどうなっているのか?
自民・麻生元首相 「採決先延ばしなら実力行使で解散迫る」 (産経ニュース 2012.8.2)http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120802/stt12080214480003-n1.htm
自民党の麻生太郎元首相は2日午後の派閥の例会で、民主党が社会保障・一体改革関連法案の採決を20日以降と表明していることについて「与党が先延ばししようというのは前代未聞、言語道断だ。野田佳彦首相が決断できないなら実力行使で解散を迫らなければならない」と述べた。自民党が求める8日の採決を先送りするなら同法案の修正をめぐる民主、自民、公明の3党による合意を破棄し、内閣不信任決議案や首相に対する問責決議案を提出すべきだとの考えを示唆したものだ。
そのうえで「首相がきちんとした対応をするなら合意にサインしたわれわれも合意は守るが、残された時間は極めて限られている」と強調した。
採決先延ばしと言っても、施行されるのは2年も先の26年4月の話である。
半月や一月の遅れはまったく何の影響もない。
野田を追い込んだつもりの自民党も苦しくなっている。
自民党が消費税という国民の生活に直結する大問題を駆け引きの材料に使っていることだけは、日々明らかになりつつある。
まあ民主と自民がお互いの首を絞め合っているという状態である。
しかし泥仕合もここまでくると笑うほかない。
自民党も野田にしっかり足下を見透かされている。
首相:予算編成「やり抜く」 年内解散見送り示唆 (毎日jp 2012年08月02日)
http://mainichi.jp/select/news/20120802k0000m010137000c.html
野田佳彦首相は1日、連合の古賀伸明会長と首相官邸で会談し、7月31日に閣議決定した日本再生戦略について「試金石となるのが13年度予算編成での重点配分だ。衆院任期中の最後の予算編成なので、政治主導の予算編成をしっかりやり抜きたい」と述べ、12月までの予算編成作業に意欲を示した。年内の衆院解散・総選挙に否定的な考えを示唆したもので、税と社会保障の一体改革関連法案の成立後の早期解散を求める自民党などの反発は必至だ。
不信任でも問責決議でも何でもいいから出してみろ!
こちらは総辞職であとは岡田か前原か、細野でも仙谷でもまだまだ総理候補はいくらでもいる。
その前に谷垣さん、あんたの首はどうなるの?
こうなると野田より谷垣の方が苦しい。
弱小野党が不信任案を提出する動きがあるらしい。
「国民の生活が第一」が同調すれば提出できる。
そうなると自民・公明はそれに乗るしかない。
不信任に反対すれば、今国会中に野田を引きずり落とすことは不可能になる。
不信任案を出すことによって民主党に残っている日和見連中もはっきりあぶり出される。
彼らに最終決断を迫るという意味ではいい手である。
小沢氏、消費税増税めぐり内閣不信任案の提出示唆 (Sankei Biz 2012年08月02日)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120802/mca1208022015014-n1.htm
「法案を政府・与党と野合の上で賛成した後で内閣不信任案などを出すのは本当にどういう理屈なのか、私のような者にはよくわからない」
正気を失っている自・公・民の議員達にこれ以上政治をやらせていてはいけない!
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