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動きだした政局・・・中心に居るのは小沢さん
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2012年8月3日 政経徒然草
小沢さんと言う人は不思議な人だ。自分が意図するしないにかかわらず常に政局の中心にいる。
というか、自然と政局の中心になるような構図の絵を描くのがうまいのだろう。
小沢さんと言う政治家は巷の評価とはちがい自らが強引に政局を引きずりまわすことを望んではいない。自然の流れに逆らわないように細心の注意を払う慎重な政治家だ。
どちらかと言うと参謀型の政治家としての立ち位置を好む政治家なのだが、トップに立つ資質を持ち合わせているため常に政局の中心人物として取り上げられる。
その一方で人を動かすのがうまい調整型の政治家としての資質も忘れてはならない。
政局が動き出したようだが、政局の今後を占う場合、重要なポイントとなるのが纏め上げる人物がいるかどうかである。いくつかの野党をまとめ上げる調整力と交渉力のある人物がいるかどうかということである。
小沢さんという政治家の存在感が、いかんなく発揮される場面が出てきそうな雰囲気になりそうである。
ということで、政局が動き出したようだが、民主、自民、公明の3党の対応が見えにくい状況だ。
いつも書いているように、これらの党は自己矛盾に追い込まれているため党内の意見集約ができない状況に追い込まれている。余り表面には出てこないが党内で対立が起きているのが実情ではないのか・・・。
さらに、自民、公明は早期解散を訴えているにも関わらず、明確な政権公約を打ち出すこともできない状況だ。
消費税増税を推進しながらも、軽減税率を導入するのかどうかなども詰め切れていない。原発はどうするのか。TPPはどうするのか。更にオスプレイの配置にどう対応するのか。
これらについて明確に方針を決めきれない状況で、果たして本当に選挙に突入できるのか?
民主党について言えば、衆議院の選挙区の70ほどで立候補予定者も決められない状況だ。
そして選挙公約も打ち出せない状況だ。
簡単にいえば、民主、自民、公明の3党ともに早期の解散総選挙を戦う準備さえ、まともに整っていないということである。
それに引き換え、小沢さん率いる「国民の生活が第一」は明確に選挙公約や党の理念、方針を打ち出し、選挙ができる体制を作りあげようとしている。候補者の選定作業にも入っているものと思われる。当然、他党との選挙協力も視野に入れ、候補者調整にも着手する準備に入っていることだろう。
そして小沢さんの、この一連の動きは民主党議員に大きなプレッシャーを与えることになる。
自分の選挙区に対立候補を擁立してくるのではないか・・・。
連合などの組織票に頼ってきたベテラン議員ほど、その不安は大きいのではないか。
どちらにしても、ここらで今までの日本の政党政治をガラガラポンし新たな政党政治の出発点となるような劇的な変化を期待したいものである。
その為には、もう一度、原点に戻り、日本の政党政治、国会はどうあるべきかを考え直し、あるべき姿を政治家自身が国民に示す必要があるように思えてならない。
それが、選挙の大きな焦点になることを望む。
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