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やしきたかじんが出演しない「たかじんのそこまで言って委員会」(日テレ系)。番組司会者は偏向報道の第一人者である辛坊治郎氏で、先日29日の放送はこれまた御用政治評論家の岩見隆夫氏が出演したことから、2人がどんな世論誘導をするかに注目したが、あまりの岩見の幼稚な発言にあっけにとられた。同じ毎日新聞の岸井成格同様に論理的な話しができず、発言にまったく深みがない。
「内閣不信任案の提出」について、評論家の宮崎哲弥氏が「提出すべき」と回答。
その根拠を宮崎氏は「私は消費税増税法案に反対だが、増税法案が通った暁には民意を問うべき。ここらでマニフェストの不履行問題も含めてケジメをつけてほしい。本来、野田氏自らが解散すべきで、しない場合は不信任案を提出し、早期解散を」と指摘した。
これに対し岩見氏は「今、野田さんはフラフラしている。すべてが初体験でどうしたら良いのか分からない。前の先輩2人は参考にならなかった。大変なところに来ている。自民党は政権党の先輩だから、自民党が野田さんを教導しなければ今の政局はガチャガチャになっちゃう。自民党がリーダーシップをとり、法案が成立したら解散させ、しなければ不信任案を出す準備を整えるべき」と答えた。
そこで宮崎氏が「なぜ(政局が)ガチャガチャになったらいけないのか?」と質問。
岩見氏「そりゃー、いけません」
宮崎氏「どうして?」
岩見氏「そりゃ、何も進まないから、前に」
宮崎氏「別に進めばいいというものではないでしょう。消費税法案なんて廃案になった方がいい」
岩見氏「そりゃあなたの考え方で、私は消費税法案は成立させた方がいい」
ここで津川雅彦氏が「このデフレの時代にですか?」と岩見に鋭い突っ込みを入れ、シーンとした間。
岩見氏は「民・自・公の三党合意だから。政党政治だから」と質問の本質をすり替えた。
それにしても桂ざこば氏にはがっかりだ。「野田さんが好き。落ち着いた感じで、総理といったらあの人しかいない。どこの党の誰がいてはるの?」と投げかけるが、江田憲司氏から「野田さん以外なら誰でもいい」とすぐに反論され、顔をしかめる。
ざこばは悲しいかな、御用落語家という新たなジャンルでご飯を食べようとしている。政治家を個人的な好き嫌いでしか評価せず、それをB層に訴える。もちろん彼にとって小沢一郎氏は嫌いな政治家だ。政策の中身を知ろうとせず、政策と政局が一体である本質を理解していない。
さて、最後に岩見氏が「自・民・公の3党で連立。民主は総選挙で負けても連立与党で、谷垣総理、野田副総理が実現する可能性がある」と発言すると、すかさず津川氏や勝谷誠彦氏が「最低だね」と猛反発。岩見が「他の選択はないよ、どういう選択があるの?」と
自身を正当化するが、「いろいろありますよ」とまた勝谷氏らが猛突っ込みを入れた。
すっかり御用政治評論家の役目を果たせなかった岩見氏。もう番組に呼ばれないかもしれないが、どんどん番組で発言して化けの皮を自分で剥いでいってほしいものだ。
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