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「来年1月に解散」シロアリ岡田の哀願 小沢の「オリーブの木」は“混沌の時代”を予見
2012年07月30日 :(世相を斬る あいば達也)
原理原則を持たない原理主義者・岡田副総理なる男が、自民党に来年1月解散を打診したと云う報道があった。安直な公明党秋波、自公分断を選挙制度改革等々を含め画策している最後の手の内だろうが、ことの他自公の絆は強いようで、あっさり断られたそうである。攻めどころ満載の現在の野田政権を本気で追い落とすつもりがあるのなら、明日にでも野田内閣不信任案は通過しそうな按配にも関わらず、手をこまねく谷垣自民党の体たらくを見ていると、財務省からの“消費増税法案成立”までは野田内閣で、と云う勅令が存在することを窺わせる。
自民党が増税賛成政党であったとしても、権力を握ってこその政党であり、「増税、時期尚早。増税前の環境整備が国益に資する」程度の屁理屈で、野田内閣を追い詰める最大のチャンスのはずなのに、まったく口だけで動く気配すらない。自民党を観察していると、嘗ての“社会党”のように、政権政党になる気力を失った感がある。週刊現代がまたまた飽きもせず政治評論家・浅川博忠の衆議院選シミレーションを報じているが、このロートル評論家の予想が当たるほど、時代がいつまでも過去データで論じられる時代は終わっているのである。
同氏の選挙結果を見ると「民主94議席 自民113議席、橋下維新の会203議席」となっている。過去のデータにはやり病の風を乗っけただけの、稚拙なシミレーションであり、原発再稼働問題やオスプレイ問題における、国民の選択意志を無視しているようだ。財政問題も、財務省の語る“国債デフォルト危機説”も徐々にその嘘がバレテきているので、エネルギーも、日米同盟も、財政赤字も“真っ赤なウソ”と云う流れが国民の間に浸透しつつある重大な一面を見逃している。あえてこの時点で衆議院選のシミレーションをすると「民主70、自民100、生活(オリーブの木)100、維新100、その他110」と読める。*今後も民主党から離党者が出て、小党誕生を考慮
今や、選挙のテーマが“消費増税”一つではなく、原発エネルギー問題、オスプレイ問題、TPP問題等々と政党が細胞分裂せざるを得ない状況を呈しているのだ。グローバル経済の落とし児のような結果だが、世界が連鎖的に混沌とした以上、避けては通れない“混沌の時代”に突入するのは確実だろう。二大政党を目指した小沢一郎が「オリーブの木」を語り出したと云うことは、望むべきものではなかったが“混沌の時代”を避けて通れない、と気づいた証左である。
鳩山が消費増税の民主党のままで民主党から出たなら、ほぼ落選だろう。他の鳩山グループの議員も似たり寄ったりの結果が待っている。おそらく、「オリーブの木」方向の政党を立ち上げる選択になると筆者は読む。その他の民主党議員の中からも「オリーブの木」方向の新党が続々生まれる可能性はある。この“混沌の時代”は民主党の細胞分裂に限らず、自民党の一部にも波及するだろう。小沢一郎アレルギーは、アレルギーと云うよりも、マスメディアからのネガキャンを逃れ、官僚の直接的イヤガラセを避ける便法なのだろう。情けないのだが、それもアリだろう。以下の時事の記事などは、“混沌の時代”それに即応する「オリーブの木構想」の意味深さが現れている。
≪ 鳩山、小沢両氏そろい踏み=きづな会合で消費増税批判
民主党の鳩山由紀夫元首相と新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が29日、仙台市で開かれた新党きづなの斎藤恭紀政調会長のパーティーにそろって出席、野田政権が目指す消費増税をともに批判した。民主党宮城県連は次期衆院選宮城2区で、現職斎藤氏の対抗馬として今野東参院議員の擁立を目指している。党員資格停止中の鳩山氏の「反党的行動」は、党内の反発を招きそうだ。
鳩山氏は、消費増税について「国民の暮らしを考えればとても理解できない。(野田政権が)前のめりになるのは心配でならない」と言及。小沢氏は「国民との約束をほごにして強権的に実施しようとしている」と非難した。
小沢氏はまた、衆院解散・総選挙 について「民主党が変質したなら、もう一度国民の信を問うべきだ。遅くとも半年以内に総選挙になる」と語った。≫(時事通信)
元記事リンク:http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/52fd1933984c0340b3d0c1dc6e7cd538
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