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株式日記と経済展望
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9月解散総選挙へ 全選挙区の当落を完全予測 民主94議席
自民113議席そして橋下「維新の会」が203議席の大勝利
2012年7月30日 月曜日
◆9月解散総選挙へ 全選挙区の当落を完全予測 民主党「300議席獲得」をピタリと当てた本誌がまた当てる 民主94議席 自民113議席そして橋下「維新の会」が203議席の大勝利 7月30日 週刊現代
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33116
この流れは止められない
7月中旬。橋下徹・大阪市長率いる大阪維新の会に所属するおよそ50人の府議団が、石川県金沢市へと向かった。「旅行」という名目だが、参加した府議の一人は、こう語った。
「維新の中では、10月までの解散総選挙説が有力視されている。もう臨戦態勢は整った。金沢に行ったのは、選挙に向け英気を養うため。候補者は300人。全小選挙区に維新の候補を立てる」
永田町は今、嵐の前の静けさを保っている。
小沢一郎元代表が党を離脱したことで、民主党の分裂騒動も一段落。消費増税関連法案もほぼ成立し、野田佳彦首相も、胸をなでおろしたように見える。
ところが、そんな野田首相を驚愕させるデータが、突如として飛び出した。
「時事通信の世論調査(7月6日~9日)で、民主党の政党支持率が、なんと6・7%という信じがたい数字に落ち込んでいた。自民党は12・5%。選挙になったら、目も当てられない惨敗を喫することは確実です」(民主党中堅議員)
調査によれば、民主党の支持率は5月の9・0%→6月8・1%と低下の一途を辿っており、7月、ついに6・7%まで落ち込んだ。'09年10月の政権交代直後には29・4%あったというのに、実に約8割ダウンの末期的状態である。
一方で、大阪維新の会・橋下氏に対する注目は、依然として極めて高い。別の世論調査(産経新聞・FNN合同調査)では、大阪維新の会が国政で議席を確保し、影響力を持つことに「期待する」と答えた人が、60・5%に達した。政党支持率とは単純に比較できないが、"期待度"としては、民主党のおよそ10倍。
時事通信の調査発表後、野田政権内では、「これではとても解散総選挙などできない」という悲観論が飛び交ったが、当然だろう。
しかし、流れはもう止められない。政界では現在、延長国会が会期末を迎え、民主党・自民党双方が代表選、総裁選を行う9月か、その直後の10月、臨時国会冒頭での衆院解散・総選挙説が有力視されている。
(中略)
今回のシミュレーションでは、「国民の生活が第一」は維新の会との連携に失敗し、各候補者は票を減らすと想定しているが、すると小選挙区で当選できるのは、党首の小沢氏を含め、わずか3人。「生活」の候補は、維新の会に駆け込めば現役国会議員なら歓迎される可能性があり、むしろそちらのほうが活路を見出せるかもしれない。
そして、3年前の308議席獲得の栄光は消え去り、大逆転現象で雪崩のように議員が落選していきそうな、民主党の情勢だ。
「大逆風ですね。この3年間で、結局は国民が望む実績を挙げられなかった失望感は大きい。大阪維新の会のお膝元で戦いを強いられる、藤村修官房長官(大阪7区)、平野博文元官房長官(同11区)、樽床伸二民主党幹事長代行(同12区)らも厳しい状況です。民主党は大幅減が確実、90議席が基数となるでしょう」(政治評論家・浅川博忠氏)
前出のように、本誌の厳しめのシミュレーション(B)でも、民主党の獲得議席数は94、前回の3分の1以下になる。いったん風が吹けば、オセロの黒い石が一斉に白へとひっくり返るように、議席数が極端に増減する。これが、小選挙区制の恐ろしさだ。民主党選対関係者はこう語る。
「菅直人前首相(東京18区)がピンチ。対抗馬は土屋正忠元武蔵野市長ですが、土屋氏どころか、民主党を離党して無所属となり、小泉進次郎氏(神奈川11区)との対決を避けて乗り込んできた横粂勝仁氏よりも下というデータが出ています。
山形1区の鹿野道彦前農水相も、『中国スパイ事件』の関係者として国会で追及されたのが致命的です。夫の直紀前防衛相が総スカンだった田中眞紀子元外相(新潟5区)も危機的状況で、週刊現代の試算では多少の有利を保っているようですが、実際には後援者の離反が激しく、政治生命は風前の灯となっています」
今回のシミュレーションで「落選危機」となった大物議員のリストは左ページにまとめて掲載している。鳩山・菅両元首相は表ではギリギリ当選圏だが、もし票の減少が30%に達した場合、完全に落選だ。
それ以外にも、「消費増税推進の張本人で、財務省の操り人形化している安住財務相も、彼と同じNHK出身の元キャスター・大久保三代氏(自民党)を立てられ苦しい状況です。もしも維新の会まで参戦してきたら、カオスになる」(全国紙政治部記者)
など、現役閣僚すら軒並み落選危機で、民主党はまさしく"壊滅"するのが確実な情勢になっている。
「選挙の直前には、落選の恐怖に耐え切れず、維新の会に駆け込もうとする民主党議員がかなり出ると思われます。支持率を落とし続ける野田首相に応援に来てもらうのと、橋下市長に来てもらうのと、どちらが盛り上がるか。答えは自ずから明らか。橋下氏が野田首相を急に褒めたのも、『民主党議員にも、維新は門戸を開いていますよ』というサインなんです」(同)
では、次の選挙で復活を図る自民党はどうか。'09年選挙で大量の議員が落選し、彼らに突き上げられる形で、野田政権に解散を要求してきた谷垣禎一総裁(京都5区)だったが、残念ながら、夢は幻に終わりそう。シミュレーション(B)では、獲得議席は現状維持レベルの113議席に止まる。
「解散すれば橋下を増長させ、利するだけ。ここは先延ばし戦術で、橋下が失言や失政でコケるのを待つ」
と本誌に言い放った自民党中堅議員がいるが、一方で、維新旋風を見越し動いている勢力もいる。
「安倍晋三元首相は、側近の菅義偉元総務相を通じて橋下氏サイドと連絡を取り合っている。谷垣氏の総裁再選はムリだと見られ、次期総裁有力候補は石破茂元政調会長と言われますが、波乱がありそうです」(別の自民党中堅議員)
つまり、自民党も分裂・内紛含み。ここでも、キャスティングボートを握っているのは橋下氏である。
民主か自民か。この10年、日本の政治はこの構図で動いてきた。しかし、今度の総選挙は違う。
「橋下か、それ以外か」歴史は再び、動き出す。
(私のコメント)
昨日、山口県知事選挙が行われましたが、元「維新の会」の顧問だった飯田哲也氏が自公が推薦する山本氏と互角の戦いで惜しくも負けましたが、45%という投票率の低さが影響しているのだろう。それくらい浮動層の投票が勝敗を左右する結果となっている。民主も自民も政党支持率が8%とか12%ではいかに既成政党に対する批判が強いことを伺わせています。
自民党も前回の衆院選挙での大敗がなぜなのか分かっていないようで、谷垣総裁の三党合意は選挙的には致命傷になるような大失敗だ。民間の平均給与が400万円台なのに公務員の給与は700万円台というのでは、財政赤字になるのは当然だ。さらには天下り法人への毎年交付金は12兆円にも達していますが、天下りを受け入れるとお土産という形で付いてくる。
国会議員の身を切る改革も行われず、国会議員は選挙に落ちることを恐れて政党幹部のいいなりになってしまってる。消費税増税に反対でも党議拘束で賛成させられていますが、現在の民主党議員は「国民の生活が第一」で当選してきたのに、公務員の生活が第一の政策になってしまっている。その赤字の穴埋めに消費税増税が打ち出されていますが、公務員の給与は空から降ってくるものではなく国民お税金から支払われている。
さらに追い討ちをかけたのは小泉構造改革であり、若年労働者の非正規社員化が進んでさらに賃金の低下に拍車がかかった。地方では公務員の息子が公務員になる世襲化が進んでおり、公務員は職業ではなく身分となってしまっている。大分でも教職員採用で汚職事件が起きましたが、地方議会と地方公務員労働組合が一体化してしまって既得権になってしまっている。
議員にとっても消費税増税で公共工事の復活がニュースになっていあすが、国民から税金を取り立てて自分たちで公共工事でばらまこうというのが消費税増税の本来の狙いだろう。結局は国会議員といっても考えていることは自分のことだけであり、選挙公約など票を獲得するためだけのスローガンであり、当選してしまえば次の選挙まで国民世論のことなど忘れている。
政権交代すれば、既得権のしがらみもなく改革ができるというのは幻想であり、政権を取った途端に既得権者の圧力に屈してしまった。これでは何のための政権交代か意味のないものになってしまっている。民主党も自民党も増税には賛成であり、どうしたら景気を良くすることが出来るかは関心がないようだ。税収を上げるには名目GDPの拡大がなければ不可能であり、デフレ経済下では増税は失敗する。
民主党も自民党もダメとなれば、第三の政党に期待が集まりますが、「維新の会」に期待が高まっている。民主党と同じで政権を取れば既得権者の圧力に負けるという見方もありますが、だからこそ独裁者的な橋下徹に期待が集まるのだろう。週刊現代に書かれた記事は「維新の会」を過大評価しているように見えますが、それだけ民・自・公の三党合意に失望感が強まっている。
「維新の会」に60%の人が支持していますが、これらの浮動層が選挙でどれだけ投票に行くかに結果が左右されるだろう。浮動層というのは民主党にも自民党にも失望している人たちであり、問題はその受け皿がない事だ。結局は官僚たちに使われてしまうような指導力の無さが問題ですが、総理や各大臣の権限がいくら強くてもそれを活かす能力がなければ機能しない
「維新の会」では、300選挙区に候補者を立てるということですが、民主や自民にとってはかなりの脅威になるだろう。官僚たちも「維新の会」を警戒していますが、さっそく週刊誌に女性スキャンダル記事が書かれた。橋下徹が本当の独裁者なら、官僚たちが妨害をすればするほど報復人事で答えるだろう。鳩山民主党が失敗したのは政権を取った時に従来の事務次官を首にしなかったことであり、民主党に忠誠を誓う官僚に変えるべきだった。
野田内閣が勝栄二郎内閣と言われるようになり、官僚が政治に口出しするようになり、政治家のスキャンダルをマスコミにリークするのも官僚たちだ。このようなシロアリ退治をできるのが橋下徹氏なのでしょうが、どこまで戦えるのだろうか? 官僚は民主党政権ができる前に3ヶ月で潰してみせると言いましたが、民主党は官僚に屈することで自民党と同じになってしまった。政権交代したら各省庁の幹部を全部入れ替えるくらいの人事をしないと官僚にしてやられるだろう。
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