03. 2012年7月30日 01:59:00
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>採決で造反した小沢一郎民主党元代表らが結成した新党「国民の生活が第一」(生活)の支持率は2%だった。これでは、今の選挙制度では惨敗だ。 良くて20議席台、下手すれば一桁もありうる。 【最新世論調査】 新報道2001:
自民 21.4% 民主 9.8% 生活 2.0% 日経新聞: 自民 27% 民主 18% 生活 1% 毎日新聞: 自民 17% 民主 9% 生活 2% 今総選挙やれば、小選挙区制マジック(三乗比の法則)で、自民党過半数獲得(241議席)。 民主党惨敗(100議席割れ確実) 生活党も惨敗(10議席台) つまり、民主党と生活党が仲良く惨敗するという結果になる。 自民党は圧勝。 民意を歪める小選挙区制恐るべし。 敵を過小評価し、応援する側に甘い見方をすると、見通しを誤り必ず惨憺たる結果になるだろう。 「俺たちの麻生は国民から絶大なる支持を受けている! マスゴミの世論調査はすべて捏造! 総選挙圧勝間違いなし!」と最後まで麻生政権は国民から圧倒的な支持を得ていると信じていた麻生カルト信者のような愚か者ではない限り、 妄想の世界の中に逃げ込まず、この厳しい数字を直視することができ、 生活党が置かれている情勢は極めて厳しいということを受け止められるはずだ。 そのうえで対処法を冷静に考え、提言できるのがまともな小沢支持者・生活党支持者ではないだろうか。 生活党支持者は、2009年時の麻生自民党支持者を反面教師とするべし! 「民意が全く反映しない」選挙制度の下で、 総選挙をやっても生活党など第三極は惨敗だろう。 勝つためには、ある条件を満たす必要がある。
(1)政党支持率や投票先動向で、生活党など第三極の政党が、自民党を上回ること。
この条件を満たすのは非常に困難だ。 そこで、 (2)オリーブの木だ。 このままでは、小選挙区制マジックで、2010年の参院選同様、 自民党が圧勝してしまう。(1人区は、自民党の21勝8敗で自民党圧勝) それが小選挙区制というもの。 第三極は文字通りの「極」とならない限り票を奪い合い共倒れする。 民意は比例区に僅かに反映されるだけで後は死に票の山となる。 そうなることがわかっているから、小沢氏は「オリーブの木」「オリーブの木」といつもいっているのだろう。 「オリーブの木」の意味を理解している生活党支持者ははたしてどの程度いるのだろうか。 これを理解できない人は、小沢支持者とはいえない。 ■小沢元代表「細川護熙がいねぇんだ」 ■ルポ迫真 民主分裂(4) 「政権交代には『オリーブの木』が必要だ。俺はその木の完成に専念したい」。 新党「国民の生活が第一」の代表となった小沢一郎(70)は、 民主党を離れると決めた6月下旬ごろから支持議員らを前によくこう口にするようになった。 http://www.nikkei.com/article/DGXDASFS1200N_S2A710C1EA1000/ 【オリーブの木】 レベル1:「小沢新党」と新党きづなの統一会派(いずれ合流?)←これだけでは選挙に勝てない。 レベル2:社民党、新党大地、そして大村・河村一派との選挙協力合意←これでも不十分。 レベル3:維新の会とも選挙協力合意←これなら、勝てる可能性が出てくる。 レベル4:みんなの党とも選挙協力合意←これなら、自公連合と互角の戦い。政権奪取の可能性も出てくる。 レベル1とレベル2ならクリアできる可能性は多少ありそうだが、 レベル3やレベル4はどうだろうか。維新の会やみんなの党幹部の発言を聞く限りでは難しそうだ。 そこで、オリーブの木が上手く行かない場合を想定して・・・ (3)選挙制度改革。 2000年の総選挙では、小沢党首率いる自由党は、比例区で約660万票も獲得したが、獲得議席はわずか22議席(比例区18議席、小選挙区4議席)。 このように現行制度は、中小新党に極めて不利。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC42%E5%9B%9E%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99 660万票取っても、22議席しか取れないのが現行の選挙制度なのだ。 小沢氏は小選挙区制にこだわらず、比例代表制中心の選挙制度への移行を真剣に考えたほうが良いと思う。 ドイツ型の併用制でよいと思う。この際、連用制でもいい。とにかく、今の選挙制度よりはマシだ。 民意が歪められる現行制度では、自公の過半数、生活党の惨敗の可能性大だが、 比例代表制ベースの民意を公正に反映する選挙制度ならば、生活党の大躍進、自公の過半数阻止は可能だ。 |