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テルヤ寛徳のブログ
7月27日 13時30分
野田総理は「シロアリ」であり「マジムン」である
昨日(7月26日)の衆議院本会議で、新たな「防衛計画の大綱」(防衛大綱)および「中期防衛力整備計画」(中期防)に関する報告に対する各党代表質問があった。私も久しぶりに社民党を代表して、総理と防衛大臣に質問した。
代表質問は、あらかじめ質問原稿を提出するのがルールである。したがって、一問一答の委員会質疑と違って緊張感はない。
私は、質問の冒頭で、鳩山元総理が野田総理を「シロアリ」と揶揄(やゆ)しているが、沖縄県民からすると、野田総理は消費税増税、TPP参加、原発再稼働、オスプレイの強行配備と普天間基地の辺野古移設を推進する正真正銘の「マジムン」だ、と言ってやった。
「マジムン」とは、沖縄の島クトゥバ(方言)で妖怪や魔物という意味である。野田総理は悪政と沖縄差別の妖怪である。
また、私は、沖縄戦が国体護持と本土防衛の「捨て石」だったことに触れ、総理の認識を求めたが、まとまな答弁はなかった。
この国の安全保障の犠牲にされ続けた(今もそうだが)沖縄の戦後史の認識も質したが、総理からは「私たち日本人は、こうした沖縄の苦難の歴史を忘れてはならない」との通り一遍の答弁しか得られなかった。いや、まともに答弁できないのである。
次に、私が「野田総理、ウチナーンチュは日本国憲法が定める日本国民ですか。ウチナーンチュは日本人ですか。ウチナーンチュは憲法11条が定める基本的人権を享有する国民ですか。総理は140万人のウチナーンチュが日本国民、日本人として法の下に平等に扱われていると思っておられるますか」と尋ねたところ、「ウチナーンチュ、すなわち沖縄の皆様は言うまでもなく、日本国憲法によって基本的人権が保障される国民であり、法の下に平等であります」との答弁が返ってきた。
総理の答弁は、ごまかしであり、いかに白々しい。法の下に平等でなく、憲法上の国民としての権利が保障されないからウチナーンチュは怒っているのだ。
昨日の代表質問では、その他にも政府による構造的差別やアメリカの軍事植民地的な扱い、オスプレイ配備問題等についても追及した。
野田総理や森本防衛大臣の答弁は総じて、ごまかし、逃げ、自己正当化に終始する内容であった。
これらについては、さらに掘り下げ、安保委員会、予算委員会等で追及していくつもりだ。
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